暖かい日が続き、バブアーたちの出番もなくなっていきます。
私服に関して言えば、春バブアーがあるので、まだまだオイルドジャケットを楽しめます。
しかし、仕事着として活躍していたバブアーたちが暑くなり、正直なかなか使い勝手が悪くなってきました。
そこで、オイル抜きを施し、羽織のジャケットを作ろうかと画策しました。
所有する春バブアーはこちら
オイル抜きについて
まとめた記事にもありますが、オイル抜きをすると使いやすくなる半面、コットンの耐久性がなくなってしまいます。
ガシガシつかいたいならやめておいたほうが無難ですが、今回はミリシャツ(ミリジャケ)くらいをめざすのでいいかな…
また、オイルを完全に抜ききることは難しいため、7~8割くらい落とすことを目標とします。
オイル抜きするモデルは‥‥
今回オイル抜きするのは、Cowen commando
ミリタリージャケットテイストで男らしいモデルです。
このモデルにした理由
以前のこちらの記事でも述べましたが、このモデルは袖丈長めです。
洗うと袖縮みが出やすいバブアーですが、初めから長ければ対応しやすいです。
また、ヴィンテージよりもコットンがしっかりしている現行モデルのほうが、オイルを抜いて耐久性が下がっても何とかなりそうです。
実践
洗い1回目
さて、初めはオイルを落とすとともに、服の汚れ自体も落としたい所。
というわけで、
- 表面についている汚れ
- 裏地の汚れ
- オイルの一部
を落とすために、オキシクリーンを使います。
汚れ落としには最適のオキシクリーン。
テレビでも話題になっていますが、塩素系漂白剤とはちがってあまり有害ではないのでお勧めです。
専用ケースにしっかりと入れて、お湯に溶かします。
ジャケットをいれてひたひたになるまで。
今回はオキシクリーンの効果を発揮させるため&しっかりオイルを落とすため、47度のお湯にしています。
すぐに泡立ちます。
そしてそのまま15分くらいつけおくと…
お湯が濁っています。
正直汚い…
汗や表面の汚れでしょう。
漬け置いた分の水を流し、絞っておきます。
このままではまだまだオイルが残っているので、洗剤を変えて2回目に臨みます。
洗い2回目
同じく、お湯で揉み洗い。
するとこんな跡が…
白いところはこすってすぐに消えたので、オイルの残りだと思います。
狭い桶や流しだと、広げてしっかりすすがないと、このように残ってしまうということですね。
このあと、繰り返し洗い続けます。
以下閲覧注意(汚い)なので、大丈夫な人だけ自己責任で
この汚い水もさることながら、浮いているのは埃にオイルが付着して固まったもの…
ものすごく汚いです。
指で触れるとべたべたします。
「バブアーを洗濯機に入れて洗うと壊れる」というのは、この油汚れが洗濯機を詰まらせてしまうのでしょう。
その後、しっかりすすぎ、脱水。
干します。
天日干し
ベランダで干されています。
このあとどうなるのでしょうか…
続きます。