電子書籍はあんまり「買い」ません。
というのも、アマゾンプライムに入っており、アンリミテッドで読み放題があるから…
しかも妻が加えて「楽天マガジン」にも入会しており(ある種もったいない)電子書籍はほぼほぼ「買う」に至らないのです。
また、どうせ買うなら紙媒体という昭和生まれの平成育ち…というのも購入までに至らない経緯があります。
しかし、購入に至るものもあります。
それらは、大きく分けて2つの理由から。
- 電子書籍限定配信(それは仕方ないですからね)
- 心動かされる特集があったけど、買い逃したもの
買い逃しを取り寄せることなく、手に入れられるのも情報媒体の強みですね。
もっとも最近は「まぁ中古でいいか」とバックナンバーも中古で買ってしまうことが増えましたが…
そんな(僕にとって)分の悪い電子書籍ですが、購入したものがありました。
それは「men’s club(通称メンクラ)」の2016年5月号
なぜ、この本だけ子乳に至ったのか。
そのシンプルな理由と、その中で出てくる1つの特集についてお話します。
その他雑誌についての記事はこちら
概要
メンズクラブとは
前身の婦人画報社から1954年に『婦人画報増刊 男の服飾』として創刊され、1963年に『メンズクラブ』と改称された(但し当初から表紙には『男の服飾 MEN'S CLUB』と記載されていた)。(中略)
創刊当時から「アイビールック」について大きく取り上げ、一貫しトラディッショナルなスタイルを掲載し続けてきた。2000年代においても、スーツスタイルを中心としたトラディショナルスタイルのコーディネートを中心に取り扱っている。引用:Wikipedia
メンズファッション誌の中でも代表格の一つですね。
父も昔読んでいたようです。
ジャケットファッションや、スーツスタイルなどに強い反面、最近は「ハワイ特集」などのカルチャー面も推してきています。
なぜこの号は買ったのか
わかりやすく「買い逃しの買い戻し」です。
今なら紙媒体で中古で買いますが…
まぁ電子書籍の世紀購入のほうが出版業界の応援になるのでヨシ!ですね。
さて、その中で「お気に入り」であった特集がありました。
今回はその特集についてみていきます。
その特集とは…
大人トラッドな「モノ・ヒト・コト」
「大人トラッド」を基本テーマにした号でしたので、そのまま「トラッドなアイテム紹介」の記事になります。
しかしおもしろいのは、「ヒト」「コト」もはいっていること。
モノの紹介だけならば色々な雑誌でありますが、メンクラならではに「大人トラッド」に切り込んだ当記事は、個人的に好きなテイストでした。
さて、ここに挙げられている「モノ」にあこがれた4年前。
ここに挙げられている「モノ・ヒト・コト」に対して、現在の僕はどのように感じるでしょうか。
特に「モノ」はどれくらい「所有」にまで至ったのでしょうか。
答え合わせをしてみましょう。
答え合わせ開始
基本の考え方として。
あくまで「雑誌提案」と照らし合わせて、「一緒かどうか」を考えていきます。
答え合わせといっても、「解答を見る」というより、隣の席の友達と答えが一緒か確認する感覚。
2人とも間違ってるかもしれませんが、「一緒だとなんか安心」でしたね、小学生時代…
雑誌の提案が僕にあっているかどうか、ソースがどこかは置いといて見ていきますよ。
一つずつ取り上げて、「(僕のワードローブや生活との)一致度」を出していきたいと思います。
よかったら、みなさまも一緒に答え合わせしましょう。
ワードローブを思い浮かべて…
答え合わせ1:あれ?意外と…
さて、ここでは4つの「モノ」が紹介されています
NO1:ローファー
ローファーに関しては、トラッドアイテムの中でもマストアイテムだと考えています。
実際に僕もいくつか所有しています。
その中でも特にコインローファーはやはりトラッドな足元の代表ではないでしょうか。
例えば、J.M WESTONの180に関しては非常に便利でローファーにとってのOFFシーズン?ともいえるAWでも活躍してくれていました。
他にもNEW&LINGWOODやSEWNのボロネーゼ製法のものなど、ワードローブにはコインローファーが充実しています。
ローファーについては、雑誌通り僕にとっても「十分大人トラッドアイテムである」といえます。
もしワードローブにローファーがない方がいらっしゃったら、十分投資の価値のあるものとしておすすめしたいです。
おすすめは先にも述べたJ.M WESTON180やオールデンのコードバンローファーなどがおすすめ。
ただし、よりきれい目に合わせたいならばクロケットアンドジョーンズのキャベンディッシュなどのタッセルローファーにする、個性が欲しいならジャコメッティのバンドオンタッセルローファーにするなど好みに合わせることをお勧めします。
一致度:★★★★★
NO2:バラクータG9
スティーブマックィーンだけでなく、高倉健、エルヴィスプレスリーなど、名だたるスターが愛用した名作ハリントンジャケット。
残念ながら僕は所有したことがありません。
せいぜい試着くらいです。
また、名作であることは承知の上ですが、どうもやはり着こなせる自信がなくて…
また、「コットンの羽織」をとしては、ノンオイルバブアーや、薄手のバブアーがあるな…と考えてしまい、おそらく今後もしばらくは購入しないのかな?と思います。
(そういっといて急に考えが変わることもありますが)
一致度:☆☆☆☆☆
NO3:リーバイス501
ジーンズの名作にして原点であるリーバイス501。
やはり名品中の名品といったところでしょうか。
ヴィンテージで恐ろしい値段のものもあれば、新作も出ていたりと様々。
歴史にロマンを感じたり、履きこんだり、きれい目に合わせたりと楽しみ方も様々ですね。
さて、僕は90'Sのオールドを1本所有しています。
日常着にちょうどいいので良く履いていますが、現時点で僕のワードローブに欠かせないかといわれると微妙。
とはいえ、やはりトラディショナルなアイテムであることは間違いないですし、今後おそらくヴィンテージやLVCが欲しくなると思います。
一致度:★★★☆☆
NO4:ボタンダウンシャツ
雑誌記事にもありますが、ボタンダウンシャツはカジュアルとドレスのバランスがとりやすく、ドレスアップもカジュアルダウンの役割を果たしてくれるコーディネートの名わき役。
ローファー同様に、年中活躍してくれています。
土台になってくれるBrooks Brothers
季節感を出すラルフローレン
1枚で便利なギットマンマンブラザーズ
など、用途や役割を変えながら週に数回は着ています。
タイドアップするときにも、プレーンノットで結び目をスマートに作り、ロールの立体感と合わせて雰囲気を味わいたいですね。
手元にない場合、まずはUNIQLOのスーパーノンアイロンシャツから試されてはどうでしょうか。
安価&便利なうえに、襟のロールの雰囲気もよく、超絶コストパフォーマンスがよいのでおすすめです。
一方で、裾出しして着たい方には、無印のオックスフォードボタンダウンシャツもおすすめです。
(僕のボタンダウン入門はこれでした)
一致度:★★★★★
答え合わせ1のまとめ
意外と一致度が高かったように思えます。
というか、この4アイテムはそのまま組み合わせてもコーディネートになるようなものばかり。
みなさんのワードローブにも逸品がそろっているのではないでしょうか。
長くなるので、答え合わせ:2~は次回にします。