多くの人からしたら、「時計に何十万も使うの?」という感覚でしょう。
しかし、多くの服好きからすると、「U50万なら、頑張ればまだ手の届く範囲だよなぁ」となってしまいます。
ことさら、「時計好き」の部類の方々に至っては、恐ろしい金額を語ることもしばしば。
幸いにも(?)僕は、時計には凝るほうではないです。
が、しかし。
いかんせんSNSで付き合いある方々に影響され、「本格時計」のカテゴリーに入れてもよいだろうと思われる時計は所有しています。
(何をもって本格なのか…)
その数本の時計のうち、最初に買ったものについての記事になります。
概要
BALL WATCH/トレインマスターエタニティ。
OHから帰ってきたところです。(2018年11月)
結構シンプルな面構えの3針です。
「本格時計に手を出す時は、はじめは白文字盤の3針」と決めていました。
BALL WTCHとは
創業は1891年と130年程前のアメリカになります。
当時のアメリカでは、鉄道の時間が正確でなかったため、事故が起きていました。
「線路」という一本道を走行する鉄道にとっては、精確な時間通りに動くことは絶対。
機関士たちの時計がくるっていることは死活問題になります。
その後、創業者のウェブスター・クレイ・ボールは、正確な時間管理システムを確立することに成功。
鉄道時計を作る会社を設立し、オリジナル時計の開発を進めていくのです。
このように産業に根付き、「タフ」なイメージの時計が多いのが特徴です。
近年では、磁気に強い機構やマイクロガスライトによる発光などの実用性の高い機能が人気です。
トレインマスター
19世紀アメリカで公式レイルロードウォッチとして愛された歴史を尊重した、伝統的でクラシカルなデザインを中心とする「トレインマスター」コレクション。サファイアガラスのバックケースからは、創業当時から刻まれて続けているRR(ダブルアール)のロゴなどが入ったムーブメントを眺められます。引用元
このトレインマスターは、実用性のスペックを高めたモデル‥‥というよりは、過去のデザインをリスペクトしたモデル。
つまり、ある意味では、BALL WATCHらしくないモデルです。
好きな人からは「え?それBALL WATCH買う意味ある?」とか言われそうですが(笑)
僕のモデルも、特に防水性が高いわけでもないですし、耐衝撃も普通…
ただし、このドレス顔で、マイクロガスライト発光というギャップにやられたのです(笑)
なお、この時計は、某大手時計販売会社で購入しました。
たまたま立ち寄ったときにフェアをやっていて、当時日本未入荷モデルであったこのトレインマスターエタニティに惚れてしまって…
ディテール
ドーム型でクラシックな風防がなんともいい雰囲気。
また、ただの白文字盤ではなく、加工されて波打つような光沢仕上げになっています。
結構凝った作りなのに、200000と手が届く値段だったので、まだ働きはじめの僕は手に入れることができました。
(並行輸入なら多分今もっと安いです。)
リューズの形がポイントです。
玉ねぎ型になっており、これまたクラシカル。
巻きやすく、見た目にもアクセントになるので気に入ってます。
暗闇でもマイクロガスライトのおかげで輝きます。
これは、10年で寿命らしく残念です。
ケースバックはスケルトン。
たまに覗くと「機械式の楽しさ」を味わえます。
このモデルに限ったことではありませんが(笑)
最近、自社ムーブメントを開発したらしいですが、この頃はまだETA。
純正のメタルバンドを付けていることが多いですが、クラシカルな雰囲気を保つためにも、冬は革に変えています。
まとめようナ
その他の時計たちと交代でつけていますが、3針白文字盤でシンプルなので、この先も長く飽きずに使えそうです。
やはり1本目に汎用性の高いモノを買っておいたのはよかったと思います。
また、1本目は「白文字盤3針」と決めていたことは上述ですが、
同じように
2本目に「黒文字盤3針」
3本目は「クロノグラフかダイバーズの有名どころ」
と決めていました。
ここまでは順調ですし、お義父さんから懐中時計も受け継ぎました。
今後は、どのようなタイミングで、どんな時計を手にするのか。
それともしないのか‥‥