ストライプのネクタイの気分です。
なぜかは判りませんが、「新年度のはじまり」「新チームの結成」「坊の入学」など春らしい「真新しさ」にぱりっとした生真面目さを感じるのかもしれません
気が付けばコツコツとストライプタイもたまっておりここらでいったん整理。
コーディネートとの相性も確認してみましょう。
ストライプのネクタイの意味・印象
ストライプ(レジメンタル)タイが、元々軍隊の所属を表すものであったことは有名な話。
制服的・制度的なものであることから由来し、今なお制服のネクタイといえばストライプ…であることが多いです。
そのため、「真面目」「実直」な印象につながるのだと思います。
やや推測的な話ではありますが、日本においてこれまでスーツ=仕事着。
仕事するときには、「ひたむきに真面目であるべし」というイメージからストライプはフレッシャーズスーツなんかによく合わせてディスプレイされているのではないでしょうか?
ストライプタイのコーディネートに当たって
単純に、生真面目でかっこよくない?
先程の印象の話になりますが、そのまっすぐさが分かりやすくかっこいいと思います。
また、規則的にラインが並ぶ様はコーディネートにも取り入れやすいと思います。
Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)の高配色レップタイ
アメトラの王道Brooks Brothers。
コロナ関係の服飾ニュースで名前が上がることが多いですが、もともとネクタイはずっと米国製。
オレンジとブルーの補色がキリッとした味付けの好配色。
間に入るブラック&ホワイトがいい橋渡しになり全体のバランスを取ります。
アメトラの雄の、アメトラらしいレップタイ(右下がり)
同ブランドのキャンディストライプのボタンダウンシャツに合わないわけはなく、無敵の組み合わせだと思います。
J.PRESS(ジェイプレス)太めのストライプ
同じくアメトラのジェイプレスのレップタイ。
RALPH LAUREN、BROOKS BROTHERSと御三家なんて言われますが、若年層の顧客開拓が苦手なイメージ。
しかし、商品を探すといいものも出てきます。
太めのトリコロールのレップタイ。
トリコロールは、子供っぽくなりやすいですが、インパクトのある柄幅と、青みが強い赤のお陰で決して幼稚さを感じさせません。
ハンドメイドの刻印。
シルクの生地自体も、ネップのある織りで光を複雑に反射し味のある見た目に。
先程と同じくBROOKSのボタンダウンシャツ。
生地感のあるネクタイに、ジャケットにも生地で勝負。
Ring Jacket Meisterの毛綿麻の三者混ジャケットを合わせてみました。
どこかザラリとしたシャツ、タイ、ジャケットでかなり好み。
思い出のBEAMS HEART
就職した時に初めて自分で買ったネクタイがこちら。
祖父からRALPH LAURENのネクタイを数本もらっていたので、それまでは自分でネクタイを買う…ということはなかったのです。
何がどうしてこのタイを買うことになったのか覚えていませんが、薄いパープルとベージュの雰囲気を気に入りよく付けていました。
物自体は違いますが、当時よくネイビースーツに合わせていたので、初心にかえって。
スーツは豊橋のアルデックス製のオーダーもの。
マニカカミーチャ、低めのゴージなどイタリアぽいデザインです。
格安購入したグリーンのBORRELLI
こちらも好配色なネクタイ。
グレー×グリーン×ブラウンで、落ち着いた大人の印象です。
イタリアの名門、ルイジボレッリの物。
配色の妙、光沢の美しいシルクは実直なストライプ柄にして、イタリアらしいかっこよさがあります。
こちらなんと、長島アウトレットで90%OFF。
投げ売りもいいところです。
スーツは90sラルフローレン。
大柄のストライプは「できる男の暗喩」と王様の仕立て屋に書いてありました。
ホントでしょうか(笑)
シャツもグリーンのBrooksボタンダウンシャツ。
ストライプ×ストライプ×ストライプの所謂?「画面映え」をねらっています。
出演するTVショーがあるわけでもないのに。
そしてそれにしてもBBのシャツ持ちすぎ…www.sorosoro40.com
素材感!ULUTURALEのスフォデラートウールタイ
こちらもイタリアもの。
見るからに頼りなく、はかなげなクタリ感。
ウールの温かみと相まって、老人のようなぬくもりを感じます。
実家でしょうか。
クタリ感の理由は芯地なしのスフォデラート仕様。
水色に白、朱という珍しめのストライフプ‥‥
ウールの質感と合わさり、マフラーのような雰囲気さえあります。
ネクタイ好きが興したウルトゥラーレ 。
ここのネクタイは派手さはないですが、合わせやすいので好きです。
ドット柄のネクタイも持っていますが、使いすぎて日に焼けてしまいました。
派手柄のブレザーに合わせてこちらも「ねらった」感のあるコーデ。
ポーズもあざといですね。
おじさんなのに。
やや起毛が買ったブレザーの記事はカノニコ。
ウールタイの質感と合わせて。
完全に秋冬コーデです。
まとめようナ
誰にでも似合うストライプ(レジメンタル)タイだからこそ…
正直、ストライプネクタイは誰にでも合います。
- 素材感
- ストライプの幅を変える
などの変化をもたらせば、個々人のもつ味を表現しやすいのだとも思います。
所有していませんが、こういった硬派なネクタイもっかっこいいと思います。
原点である軍物の香りがしますね。
おすすめのCOCONからも。
セッテピエゲのふんわりとした雰囲気とストライプの規律性がどのようにマッチしてくれるのでしょうか。
所有する別の柄ネクタイについて
こうしてストライプのネクタイを見ていると、別の「ある柄」のネクタイも意外と多い気がしました。
また機会があればまとめてみようと思います。