最近の古着ブーム(一般的なものも、僕の中のものも)に影響を受け、スウェットを私服で着たくなりました。
以前記事にした、ちょっと変化球的なやつは今までも着ていましたがね。
さて、このスウェット、ニットに比べて野暮ったいシルエットになりますが、なかなかどうして着ていて新鮮。
定番品なので、「今さら」って感じかもしれませんが、ちょっと記事にしてみました。
概要
Champion PREMIUM WEAVE 90s
スウェットといえば、始めに思い付くであろうChampion。
定番中の定番で、型などは違えどかなり多くの人が、「チャンピオンのスウェット」は着たことがあるのではないでしょうか?
こちらは、有名な「リバースウィーブ」ではありません。
リバースウィーブとは
画像引用:公式サイト
リバースウィーブは普通縦に使われていた素材を横に使うことで縦縮みを抑えることができます。
この「縦と横を逆に使用する」という意味から 「リバースウィーブ(Reverse Weave)」という名が付けられました。
リバースウィーブとは収縮防止のため、チャンピオンによって開発されたパターン。
詳しくはリンク先をご覧ください。
ちなみに、近年の古着相場の上昇の渦に巻き込まれ、状態のいいものはどんどん値段が上がっております。
プレミアムウィーブとは
タグにも書いてありますがこちらは、「プレミアムウィーブ」という型。
97年に「品質重視のスウェットを作ろう」と日本の代理店(?)企画で製作されたシリーズ。
日本製で、上質なコットンを使用するなどちょっと贅沢な逸品。
しかし、価格もお高かったようであまり人気ではなかったようです(笑)
なので、出玉も少なくて…
特にLはなかなか見ません。
不人気なので価格も控えめなんですけどね。
なお、もともとアメリカ企画で、現在は日本にも流通している「PREMIUM reverse WEAVE」とは別物です。
ディテール
コットン100
品質に拘ったとのことで、こちらは混紡なしの綿100。
ディテールとしては嬉しいですけど、化繊が入った方が乾きは早いのでこの辺は人の好み。
詳しくは分かりませんが、表地の表面は結構つるつるすべすべしていてしっかりと密度があります。
この触れた感じが好きなんですよ。
Vガゼット
ガゼットについては、以前の記事をご覧ください。
こちらは、はりつけの両V。
ぶっちゃけここは個人的にはどっちでもいい感じ。
ただ、ガゼットなしのモデルもあるみたいです。
本題とはそれますが、裏地はこのように起毛されておりふわふわしていて素肌が当たっても気持ちいいです。
サイドは…
リバースウィーブではないので、サイドシームなし。
つまり、丸胴になっています。
着心地の面でも影響の出るサイドシームですが、見た目にもスルンと丸みを帯びてくれるので、ありがたい。
コーディネート
Shirt:Brooks Brothers
Pants:KOJIMA GENES
王道のアメリカンなコーデにしました。
同じようなコーディネートはニットでもできますが、スウェット特有の、丸みの帯びたシルエットはちょっと特徴的。
やぼったさも、ありますがそれもまたクセというかアジになるような気がします。
今回はプリントなどもないシンプルな無地。
しかも胸にタグの入らない「目なし」なのでちょっと、大人っぽくなっていると思います。
ここで、カレッジプリントが入ると、一気にカジュアルになりますね。
まとめようナ
個人的に好きで、何代目かのこちら。
以前は後染めネイビーなんかも持ってました。
Lサイズを現在探しています。
90s古着も価格上がってるし、早めに見つけたいなぁとおもっています。
現在特に人気ではなくても、いつ注目されるか分からないですし