最近はシャツが好きです。
購入ペースも早い気がします。
まぁ各々そんなに高いものではないのですが、積み重ねると結構な出費になっているのかな?
今回のシャツは実は前回のものよりも前、夏に購入していたのですがまだ着ていないので・・・
概要
Wrangler / Denim shirt 70s
70sということで、まだまだそこまで相場は高くありません。
ですが、40〜50年前の衣類という事だけあって、経年変化の迫力は十分。
ことさら、デニムの魅力であるアタリや退色はいい味を出してくれてます。
Wrangler(ラングラー)とは
元々は、ノースカロライナ州グリーンズボロの作業着メーカーのブルーベル社のウエスタンウエア部門を担う一ブランドであった。(中略)1943年に「ラングラー」の商標を持つ作業着会社ケーシー・ジョーンズ・カンパニーを買収して自社ブランドのひとつとした。
Levi's、Leeと合わせて3台デニムブランドとして扱われていますが、ほか2つに比べてココ最近の人気は・・・といった印象。
しかし、ヴィンテージには確実に名品は存在しており、 11mwzと呼ばれるジーンズ、デニムウエスタンシャツなどは人気です。
ディテール
年代は70s
タグから判断するに、こちらは70年代。
だんだん70sも気軽には見なくなってきましたね〜。
というか、GUCCIが70sを取り入れたことなんかも、このへんもブームの濁流に飲まれている感じですかね。
縫製について
脇下のステッチです。
丈夫なダブルステッチ。
そして縫い代1cmくらいの、the工業製品ですね。
こういうのは古着の中でもアメリカや軍モノに多くテーラード技術のシャツとは違った方向性を感じることができます。
その他のディテール
ポケットとピスネーム。
下のWは一応ブランドの顔ですね。
エドウィンと訴訟になっていたのはジーンズのみ?でしょうか。
胸にこのステッチで意匠が入ると強めのアクセントになります。
カフスはウエスタンシャツといったら・・・のスナップ3連。
流石にカジュアルなディテールですが、結構好きです。
このへんもあたりがしっかり出ていますね。
合わせる腕時計もカジュアル目なやつのほうが合いそうです。
裾の補強は特になし。
布を巻き込んでステッチで留めているのみ。
まぁ解けるようなことはないのでしょうが。
そしてバックヨーク。
比較的緩やかなカーブで表ポケットのWの意匠と比較しても(なぜ?)、そこまで派手な印象はありません。
着画とコーディネート
そのまま着てみる
Pants:児島ジーンズ
けっこうスッキリと細めなのがWrangler。
これでサイズは15−33です。
裾はラウンドしていますが、ゆるめなカーブなので出しても問題ありません。
デニデニコーデですが、シルエットのおかげで多少ワーク感は緩和されています。
サイドから見て、この表情。
いい感じの退色ではないでしょうか。
一枚で着ても十分様になると思います。
ジャケットスタイル
Jacket:Dunn&Co
Pants:児島ジーンズ
Belt:real harness
先程のデニデニコーデにジャケットを羽織っただけですが・・・
同じようにヴィンテージで、荒い質感のツイードを着てみました。
カジュアルはカジュアルですが、そこはテーラードジャケット。
大人の休日着としてちょうどいい感じです。
ここにはブーツを合わせたいですね。
レザージャケットスタイル
Jacket:Aero Leather
昨年購入で、まだまだ硬さは残るホースハイドのジャケットと合わせて。
アメカジライクなコーデはどうしても野暮ったくなる(それが魅力でもありますが)のは仕方がないことですが、Tシャツに比べて襟もあるので多少の品を感じます。
レザージャケットもミドル丈なので、シャツとの相性が良さそうです。
Barbourスタイル
Jacket:Barbour gamefair
やれ感がマッチしているバブアーのゲームフェアとの組み合わせ。
オリーブ(オイルドクロス)×紺(デニム)×茶(襟元のコーデュロイ)のトーンが近いので、白のスナップボタンが映えます。
さっと着られるもの同士なのでちょっとした買い物なんかに良いでしょう。
ここまで古着を取り入れているので、(映っていませんが)パンツはスラックスなんかがいいですかね。
まとめようナ
デニムシャツ自体はこれまで、RRLやLVCを所有してきましたが、引っ越しや断捨離の憂き目にあってきました。
今回のWranglerは加工ではなく本物のヴィンテージ。
このやれ感を楽しみつつ、ジャケットのカジュアルダウンから、ヴィンテージコーデまでいろいろ活躍してもらいたいと思います。
こちらは現行。 自分で育てたい人に。