とどまることを知らない古着ブームと高騰。
M-65なんかも5000~7000円でデッドを買っていたのに、もう倍以上するんですね…
興味のある軍ものやヴィンテージは早めに手に入れておくのが吉。
というわけで、近年注目度も高く、気になっていたUkミリタリーのパンツを購入しました。
概要
UK Military(amy) no.2 dress pants
そんなに年代物でもなく2000年ごろまでも普通に使われていました。
ブラウンの色味は結構明るくてカジュアル。
若々しさのある雰囲気から若者にも結構人気かと。
No.2 dress pants とは
イギリス軍のなかでの式典(パレード)の際に履くというパンツ。
つまり礼服のようなものですが、略装であることからNO.2と冠につきます。
なおウール100のものとポリ混のものがあります。
人気の理由
結構使いやすい癖の少ないワイドなフォルムに、こなれた価格。
これだけでも人気の理由になると思いますが・・・
なんやかんやYouTuberの影響は、大きい。
人気古着系YouTuberのゆーみん&きうてぃでも度々出てきます。
こちらは、空軍タイプのものです。
現代においてTVに出るのと同様、ことファッションに関してはそれ以上の影響力があるかもしれないYou Tube。
そこで大体的に取り上げられると、耳目を集めるわけですね。
そして高騰・・・
ディテール
深めのしっかりとしたインプリーツ。
そして幅広のワタリはいかにもイギリスっぽいですね。
紳士服の代表地であり、テーラー文化のあるイギリスのスーツのように男性的によりビルドアップして見えるような形です。
大きめのベルトループは軍モノに多く見られるディテールですが、そこに加えてサイドアジャスター。
生地が結構普遍的で、癖の少ないものではありますが腰回りは結構凝っている感じです。
生地面です。
若干の起毛感を感じますがハリのあるウール。
けっこうサラッとしていて履きやすいです。
置き画にすると、渡りの太さがよくわかりますね。
ストレートシルエットで、裾までも太い。
足と尻の付け根がないので体型さえあれば脚長効果もあるのだそうですが、本当ですかね。
コーディネート
Shirt:Wrangler 70s
ウエスタンシャツを合わせて男らしくして。
ベルトもギュッと縛ってワーカースタイルに持っていってみました。
ここまでしっかりとしたワタリ付近やディテールのある腰回りだとドレスパンツですがテーラードジャケットに合わせるときには工夫が必要かもしれません。
Jacket:Barbour Gamefair
というわけで同じイギリス古着のBarbourをサラッと羽織って。
全身古着なので30代のおじさんにとってはシチュエーションに配慮は必要ですが、雰囲気のある仕上がりになったと思います。
まとめようナ
レギュラー古着もだんだんと高騰がすすんできて、いつまでも同じような状況で手に入らないようになってきましたね。
M-65やフランス軍のF2もしかり、今回のパンツもしかり。
欲しいものがあったら、その時が買い時というのはまた真理なのかもしれません。