以前より、気になっていた鉄瓶。
遂に購入しました。
ティファールさえあれば、お湯を沸かすのは簡単ですが、生活の中にひと手間くわえることで面白みが出てきます。
概要
南部鉄器とは
「南部鉄瓶」とは、岩手県の伝統工芸品・南部鉄器の代表です。
まぁ、昔からある「湯を沸かす道具」です。
やかんのようなものだと思っていただけたら。
これで沸かしたお湯は、ステンレス製のやかんで沸かしたものとは味が違い、非常にまろやか。
そして、鉄瓶から染み出た鉄分を補給することもできるという優れもの。
ブロガーズのお二人のblogを読んで、どうしても欲しくなってしまい購入に至りました。
xn--n8jvb1c3bv397b6oh8lo9i1d.jp
まるすけさんに至っては、2019ベストバイにも入れていますね。
これは良品の予感。
ふるさと納税
さて、僕はこちらを「ふるさと納税」で購入(?)
まぁ返礼品ですね。
便利な制度は使わないと。
毎年、年末になって慌ててふるさと納税を選んでますが、今年は余裕をもって少しずつ使用していこうかと思います。
さっそく湯を沸かす
プレメンテ?
中に同封されていた使用説明によると、初めに1~2回程お湯を沸かしてから使用するとよいとのこと。
鉄のフライパンの油ひきや、土鍋のおかゆづくりに比べ、非常に楽なもんです。
1ℓほどしか容量もないので、すぐにわきます。
開封から30分ほどで準備万端。
さて、いよいよ試してみます。
鉄瓶の白湯、その味は
沸かしてみると、その白湯の味は全然違います。
正直感動もの。
まろやかになり、カルキの臭みも消えています。
gohkitiさんがblog内で「どんどん飲んでしまう」とおっしゃっていましたが、まさにその通り。
僕も鉄分不足の節がありますし、奥さんに至っては貧血気味で薬を飲んでいるくらいですから、これはうれしい。
我が家の必需品になりそうです。
デメリットを挙げるなら
正直そんなにデメリットを感じませんが、強いて挙げるなら
- 重い
当たり前ですが、これはどうにもなりません。水を入れると結構な重さになるので、
取り扱いは注意です。
- 忙しい朝には手間?
ギリギリまで寝ているのもよくないのですが、朝はティファールのほうが楽かも…
夜のうちに沸かして、別の容器に移しておくのがよいかな。
- 鉄の保温性が子供に危ない
最近は台所にも来るようになった「坊」
お手伝いをしてくれるのはよいですが、この重さとなにより「熱さ」は気を付けなくてはいけません。
たぶん、鉄瓶の見た目が好みな「坊」…
手を伸ばさないようにしないといけないな…
まとめようナ
昔ながらの道具には、不便さやお値段の高さ、そしてメンテナンスの必要性などの手間がかかることもありますが、代えがたい魅力があることも間違いありません。
革靴も、万年筆も、機械式時計もそうですし。
とはいえ「古ければいい」とも思ってません。
だって、購入のきっかけになったお二人のblogは、インターネットを介して得た情報なのですから。
現代的なテクノロジーの恩恵を受けつつ、伝統的なクラシックを享受し、楽しく健康に生活したいものです。