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妻のChurch's SHANNON【shoes(革靴)】

 

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ある日奥さんが「私も革靴欲しい」と言い出してくれました。

僕の趣味を理解してもらえるばかりか、(文字通り)足を踏み入れてくれるなんて…

と当時感動し、二人で高島屋まで見に行ったわけです。

そんな経緯で購入した靴についてお話します。

 

 

概要

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Church's SHANNON

Church's(チャーチ)とは

1873年、中世より革製品と靴産業で栄えてきたイギリスのノーサンプトンにて、トマース、アルフレッド、ウィリアムの3人のチャーチ兄弟が靴のブランド「チャーチ」を設立。

設立から数年で、チャーチは小さな職人工房からハイエンドなフットウエアメーカーへと成長。ノーサンプトンだけでなく、ファッションに敏感なロンドンやその他のヨーロッパの都市でもその名は知られるようになった。

1921年、チャーチの1号店が誕生。1957年に設立した新工場は、現在においてもチャーチの本社として機能している。1965年には女王エリザベス2世が同工場を視察し、優れた輸出功績に対して、英国女王賞が授与された。この受賞により、チャーチは国際的なブランドとしての地位を築いたと言える。引用元

 価格の上昇を抑えつつ、本格的なグッドイヤーウェルテッドの靴を作り出していたチャーチ。

今でも「旧ロゴ」とされる3都市ロゴ、2都市ロゴは人気があります。

全体的にフォルムも丸目で、ぽってりとした印象が多いです。今回の「シャノン」をはじめ、「グラフトン」「バーウッド」「ライダー」などの名靴を数々世に送り出していることからも英国靴を代表するメーカーといっても過言ではないでしょう。

そもそも、日本に入ってきたのも早く、クロケット、トリッカーズ、グレンソンより先。(エドワード・グリーンはそのあとだし、JOHN LOBBもあと。)

 

 さて、その変革の中でも、大きな出来事があります。

1999年にプラダグループが買収。買収された後、これまでのイギリスの伝統的なイメージから、モード色の強いイメージになりさらに人気を獲得。新たに設けた戦略ガイドラインに基づき、製造面での効率化、コレクションや新商品の企画に対するマーケティング面からのアプローチが導入されたことにより、製造規模のさらなる拡大と、伝統のラインを守りながらシーズンに応じたモダンなスタイルを提案できるようになった。(引用元は上記と同じ)

 21世紀初頭、プラダグループによるブランド買収により、これまでのクラシックなラインに加えて、ラグジュアリーな靴達も生まれ始めます。代表的なものとしては、ウイングチップにスタッズを埋め込んだモデルや、厚底のモデルでしょうか。

クラシックなファンからは嫌煙されるかもしれませんが、きらびやかな雰囲気からレディースでの人気が上昇。

レディースファッションの中にも「チャーチ」の存在感が増します。 

 

SHANNONとは

SHANNON(シャノン)は、個人的にチャーチを代表するモデルだと考えています。外羽根のプレーントゥという汎用性の高いデザインながら、アッパーには「ポリッシュドバインダーカーフ」を採用し、実用性も高いです。この「ポリッシュドバインダーカーフ」は革の表面を加工し、常に艶やかさをキープしつつ、雨風にも強くなるという特殊な革です。ただし、「皺の入り方が…」などのデメリットがありますので、そこは好き嫌い。

なお、メンズレディース問わず存在するこのモデルですが、レディース版にはマッケイ製法が採用され工場もイタリア。(イギリス製グッドもある?廃盤?)

とはいえ、その分価格も抑えられますし女性が紳士靴(という言い方も語弊がありますが)デザインの靴を履くきっかけになりやすいと思います。

そんな経緯合って、奥さんにも勧めたわけですし。

 

ディテール

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ぽってりとした丸いトゥ。

やや傷がありますね。クリーム刷り込んでごまかしてやらねばなりません。このように傷が目立つこともポリッシュドバインダーカーフの欠点かも。

さて、よく見ると出し縫いのようなものがありますが、これはどうやら表情をグッドイヤーに近づけるための物。

あくまでマッケイです。

 

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金色の印字ではないロゴ。

これはこれでシックでいいのかもしれません。

 

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5穴の外羽根のフェイス。

カジュアルなデザインですが、足元をいい塩梅で納めてくれます。

奥さん曰く、「内羽根やローファーよりこれがよい」とのことで、ゆずらないポイントでした。

https://www.instagram.com/p/Br9nIRfHO2z/

履いたところはこちらです。

 

なお…

奥さんはその後「茶色の靴も欲しい」とのことで、昨年のGWに東京のストレイシープでヴィンテージ(40~50年代)の靴を購入。

こちらはCC41のイギリス製シューズ。グッドイヤー製法です。

www.sorosoro40.com

 

まとめようナ

SNSを見ていても「革靴女子」として同好の士を募る方々もいます。

お仕事の中で履くのは制約があるかもしれませんが、趣味としては足元の表情を変える選択肢になってくれると思います。

今日紹介した「チャーチ(英)」や「クロケットアンドジョーンズ(英)」「カルミナ(西)」「ショセ(日)」「パラブーツ(仏)」「J.M WESTON(仏)」あたりは、女性にも愛好者が多いと思います。

また、僕が推しているSewnには低価格帯レディースパターンオーダーからビスポークまであるので、オーダーメイド入門にもおすすめです。

カップルや夫婦で革靴を楽しむのが良いですね。

旦那さんの靴の値段がばれやすくなるデメリット(?)も存在しますが。ごにょごにょ