先の、決算の最後に「やっちまいました」とかいたうちの一つ。
もう大定番すぎて特に紹介することもないような「普通」の服。
セントジェームスのバスクシャツを購入しました。
概要
SAINT JAMES OUESSANT(ウエッソン)
もはや、有名どころの物なので、お読みいただいている読者の方々のワードローブにもいるのではないのでしょうか。
今回は、「無地」のものを選択しましたが、ボーダーのものが有名ですね。
どちらが上…ということもなく、ボーダーも無地も素敵です。
SAINT JAMESとは
語るのもおこがましいほどの、大定番ブランドですね。
フレンチブランドの中でも、親しみやすく、多くのセレクトショップでも扱われています。
女性から(なんなら子供から)着られるサイズ展開も魅力的で、まさに「公園にいる親子が着ている」イメージ。
さわやかってことで‥‥
1889年モン・サンミッシェルのあるノルマンディ地方で設立されたセントジェームスは、(中略)
ブランド発祥の地であり地元に根ざす精神を表すモン・サンミッシェル、
海の暮らしから生まれたことを表現する“Né de la mer”の言葉、そして
フランスを象徴するカラーとブランドの象徴であるボーダーをイメージして表現されています。引用元
画家ピカソも愛用していたようですね。
また、フランス軍に納入していたコマンドセータ―も有名。
実はバスクシャツより先にこっちのほうが先に買っていたりして…
(もう手放しちゃいましたが…)
こちらも厚手で暖かいうえに手の出しやす値段。
ややちくちくするのがネックですがシャツの上などのレイヤードがいいかも…
さて。本題のバスクシャツ。
トラッドに着られるカットソーですが、その使いやすさから、ファッションスタイルの垣根を超えて愛されています。
身体のサイズが分かれば、贈り物なんかにしても無難に喜んでもらえるのでは?
経年変化としての縮み
ボーダーのウエッソンは5年物
5年前に購入した、ネイビー×エクリュのものはオールシーズン使用し、だいぶ縮みが発生していました。
実は、この「縮み」は切っては切れない関係。
乾燥機は使っていないですが、この5年間でだいぶ縮ました。
ここから、比較していきましょう。
なお、身長172cmで、普通体型。
サイズは「T4」を選択しています。
置き画で比較、どれだけセントジェームスは縮んだのか
正面からみて
置き画で比較してみました。
この時点で、もう「縦」の縮みがすごいことが分かります。
部位ごとに見ていきましょう。
裾付近について
結構な丈縮んでいます。
なお、この新購入のエクリュもワンウォッシュなので、多少縮んでいるのでしょうが、それでも5cmほど縮んでいますね。
着丈は服装の軽快感/重厚感に影響しますしズボンやベルトの見え方に見え方にも影響します。
袖について
ここでも、やはり縦の縮みが目立ちます。
後の着画を見てもらえば分かりますが、ワンウォッシュ時が9分丈なので、ここまで行くと8分丈くらいになってます。
こうなると「下にシャツを着るレイヤード」はできないですね。
また太さも若干縮んでいます。
着画で比較どれだけウエッソンは縮んだのか
ワンウォッシュ時
まずは、エクリュの方から。
ゆったりとした雰囲気もあり、「長袖のカットソー」として着るのに適しています。
また、まだ生地にもふわりとした感覚があり、厚手ながらリラックス感があります。
まさに「ナチュラル風」な感じですね。
経年変化時
さて、どう縮んだのか。
ヨレについては置いといて。
またアイロンかますカラ。
やはりタイトさが目につきます。
特に袖についてはかなり短くなっており、下につけたバングルが見えてます。
(一応、上の画像でも着けてます)
一枚で着るフィット感というより、インナーといった感じですね。
まとめようナ
なんやかんや、「縮み報告」みたいな話になってしまいました。
定番ものとして、長く使うことができるのは厚手の生地とそのプレーンな表情から。
同じような厚手カットソーでも、ANATOMICAのマリニエールは、そのデザインから「通年」とはいけないですから。
(それはそれでかっこいいし、リピートしてるんですけどね。)
このシンプルな佇まいにも、「フランスのエスプリ」を感じます。
J.M WESTONなんかに通ずるような、「無地の極致」というか…
いくつあってもいいと思いますし、通年で使えるから、今後も買い足していくでしょう。
さて、コロナ禍で買ってしまったこの商品。
全然公開してないですが、「ステイホーム散財はこれだけじゃなく…」