手持ちのニットの中で、一番長持ちしているのは、ジョンスメドレーのセーター。
「柔らかい服を着たい」という欲求が多くて。
今一度その魅力を振り返ってみましょう。
概要
こちらのニットは、英国のカジュアルブランドマーガレットハウエルによる別注品(かそのサンプル)
同郷ということもあってか、この2つのブランドはよくコラボしていますね。
JOHN SMEDLEYとは
マーガレットハウエルとは
イギリスのカジュアルブランドとして人気のマーガレットハウエル。
メンズのシャツからコレクションが始まったことが有名で、ピッチの細かいステッチ、中庸なシルエット、厳選された素材から作り出される服は、「素敵な服」を体現しています。
デザインと肌触り
ジョンスメドレーのデザインってどうなんだろう
シルエットの話
ジョンスメドレーのシルエットはとにかく「中庸」
身体をビルドアップしてくれるようなものではないですが、安心感をもたらしてくれます。
とくに、ポロシャツでは丸い襟(ラウンドカラー)が特徴的ですね。
結構UNIQLOが意識しているような気がします。
数年前にUNIQLO Uが出した「ニットポロシャツ」はモロに似ていて「ユニスメドレー」なんて呼ばれていました。
色の話
私たちは、独自で現代のパレットを作り、色を選んでいます。
~感情を呼び起こすパワフルな色合いは、見る人へのデザイン表現やコミュニケーションを豊かにする。引用元
公式サイトでこのように言っているように、結構ポップな色が多いです。
それゆえ、なかなか着にくいような色が売れ残っていたり…
また、なぜか「ボーダー」も多いです。
ポップ色のなボーダーは着こなしが難しい。
ジョンスメドレーで人気なのはやはり「無地」ですし、無難でしょう。
このニットは…
使いにくいといいつつも、このニットももろに「ボーダー」で結構はっきりとした「赤」
それでもピッチが細かかったり、「赤×白」でなく「赤×ベージュ」なので、まだ何とかなります。
これでボーダーが太かったり、「赤×白」のように各色のコントラストが強いと途端に着にくくなります。
肌触りと丈夫さ
イギリスのニット、イタリアのニット
よく言われるのは「イギリスのニットはしなやかで強靭」「イタリアのニットはやわらかく繊細」ということです。
たしかにイタリアのクルチアーニなどのニットは非常にやわらかく着心地も抜群なのですが、だめになるのも早いです。
対してジョンスメドレーなどのイギリスニットは、しっかりと編まれており長持ちしやすい。
このあたりは文化の違いもあるのでしょう。
靴で言う所の「グッドイヤーとマッケイ」のようなものでしょう。
用途や趣味趣向に応じて選ぶのが良いと思います。
また、ジョンスメドレー似ていることも増えてきたUNIQLOのニットですが、このあたりの丈夫さではまだまだ及ばない気がします。
このニットは購入後
もうすぐ7年程経過しますが、毛玉もできません。
結構な頻度で着て、着る期間も秋~春と長いはずなのに。
このあたりはさすがのジョンスメドレー。
メンテナンスは、
- 汚れたり、数回着たらやさしく手洗い
- 手洗い後や着た後はブラッシング
といった感じです。
余談ですが、コットンニットのほうがやはり伸びやすいです。
着方、コーディネートとして
本当に気軽に、長袖カットソーの代わりとして着ています。
なので、このように袖もよくまくりますが、ビロビロになりません。
首もとがベージュになっているのは、そのまま「赤!」よりも落ち着きを持たせてくれる気がします。
それに対して袖口はそこまで太くないピッチなのも面白いですね。
秋口は、バブアーのインナーとしても着ていました。
同じく赤いジョンスメドレーのニット
実はもう一品「赤」のジョンスメドレーを所有しています。
それがこちらの24ゲージニットマフラー。
こちらも十分なコシ、しなやかさを持っています。
ニット同士合わせようかと思って購入しましたが、「メリークリスマス」になってしまい、なかなか難しいので別で使っています。
長さもやや短め、スカーフのような丈です。
まとめようナ
ジョンスメドレーのニットは、時代やジャンルを超えた大定番です。
着心地のいいニットはワードローブの助けになるので、所有しておくとよいでしょう。
奥さんにも送りました。
www.sorosoro40.com
カーディガンは苦手ですし、ここのタートルネックは結構首への締め付けがしんどいので、もう一着クルーネックかVネックの物を所有で着ればと思います。
なお、こちらはもう一つの名品ニットポロ。
オマケ
みんな大好き「アニ散歩」特別編「孤独の試着」で
【孤独の試着☆ジョン スメドレー編】みゆき通りで俺と俺が闘う
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