今年は読書も積極的に行っていこうということで、週1冊は本を読むようにしています。
そんな中、20代の最後に読んだ記憶のある「フランス人は10着しか服を持たない」を再読しました。
本来はワードローブ整理という永遠の課題を目の前にして、内容を思い出してモチベーションを上げたかったのですが、思わぬところで影響を受けました。
それは「日用品にも目を向けよう」と言った内容。
服装も確かに、日常のモチベーションに大きく影響しますが、現状感染症対策のために「洗いやすい」「消毒の影響を受けにくい」などの不本意な要素を重点に置かねばならず、(完全に)着たい服をきられない状況。
ある程度の範疇の中で「満足」「納得」を探さないといけないような心境です。
では、衣食住の「食」「住」はどうでしょうか。
100店の取りきれない「衣」はいつかの楽しみにとっておいて、日用品でもお気に入りを増やし、毎日の暮らしを充実させようという魂胆は、毎日のモチベーションを上げるのに有効でしょう。
というか、この思想自体は、基本的には持っていて、文具なんかは実行しているのですが、この度気づきがあったのは「器」…
本の中ではフランス人家族のシックな食器について触れていましたね。
そして、僕の頭をいっぱいにしているのは、先日の欲しいものリストにも上げた「マグカップ」です。
いくつか気になっているものを。
まずは、牛ノ戸焼
画像引用:牛ノ戸焼 コーヒーカップ
上記の記事でも触れましたが、鳥取県の民芸品。
黒と緑の染め分けによるモダンな見た目と素朴な焼き物の雰囲気がなんとも言えない味になっています。
そして、Echo Park Pottery
画像引用:Echo Park Pottery | EUREKA FACTORY HEIGHTS
独特なかたちや釉薬が掛けられた、とても魅力的なものとなっています。
キャンバスで付けられたテクスチャー、2色での分け掛けやスプラッターと呼ばれる
跳ね掛けによる色付けも、空間を鮮やかにしてくれます。
奥さんが使っているのを見せつけられると(あげたのは僕ですし、そんな意図がないのは明白ですが)、魅力的に映ります。
この独特の形と釉薬の滴りがいいんですよね。
以前にも気になるとして記事にしたこちらの他には、
作家宮木英至さんのマグカップも気になります。
画像引用:ドリッピーマグ 黒/黒 | 宮木英治 | threetone [onlineshop]
岐阜県の多治見に工房を構える宮木さん。
こちらのドリッピーマグは、前述のEXPにも通じる滴りが特徴のデザインですが、全般的にはモダンなデザインになっています。
また、沖縄民芸焼き物のやちむんの作家から、神谷理加子さんのマグもいい。
画像引用:作家 神谷理加子 丸マグ ストライプ – 大人の焼き物
沖縄の大自然、おおらかな土の温もりと力強さを感じられる作品。それに加え、目を惹くデザイン性の高さと細部まで拘った細やかさに心つかまれます。日々の食卓にときめきと癒しを与えてくれる温かく優しい器です。
引用元:上記
沖縄のやちむんらしく、味のあるダイナミックな仕上がりです。
素人なのでよくわかりませんが、このインパクトあるデザインでコーヒーを楽しめたら…やはりテンションが上がりそうですね。
ファイヤーキングなんかもコレクターは多く、魅力的なカテゴリーなんでしょうが、今気になるのはこういったパッと目に引くデザイン性なんでしょうね。
あちらはあちらで沼なので、ちょっと目を合わせないようにしておきます。
正直、EXPのように「マグカップなのに」みたいな値段がするものもありますが、服を買うと思えば…ね。
できれば近々どれか手に入れたいな。
余談ですが、文具の方では、新調がありました。
また改めて記事にします。