靴下をすぐに脱いでしまう幼児っているじゃないですか。
あれは「慣れないから」という理由もありますが、「足(の裏や足首)を締め付けられる、布が触れている感覚がいや」という発達段階の課題でもあるんですよ。
それはそうとしても、基本的に靴下苦手で…なるべく素足でいたいんです。
特に真夏に靴下‥‥
履かないと発汗により、靴のインソールが儚いことになってしまうので、仕方ないですが…
その点サンダルは快適ですが、コーディネートに偏りが出てしまう…
そこでバリエーションを増やす意味でも、エスパドリーユはおすすめです。
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概要
エスパドリーユとは
一般的に上部は帆布(カンバス)や木綿布でできており、靴底は柔軟なジュート縄でできている。足首部分にはしばしばレース飾りが施される。
エスパドリーユを定義づける要素はジュート縄(黄麻)の靴底であり、上部のスタイルは多様である。引用元:Wikipedia
簡単に言ってしまえば「布サンダル」
そこに麻の靴底を付けたものですね。
なお、アッパーは布に限らず、革製の物やビニール、ナイロンの物もあります。
かかとを踏んでスリッパのように履いてもヨシ、素直に靴のように履いてもヨシと使い勝手がいいことが特徴です。
所謂「サンダル」に比べて「靴」のような見た目でもあるので、カジュアルなジャケットスタイルにも合わせることができます。
個人的な感想ですが、かかとを踏まずに履くと、「チャイナシューズ」みたいな見た目になりますね。
- 麻の質感が気持ちいい
- 軽くて楽
という盛夏にうれしい仕様でありながら
- チープ
- クッション性なし
- 素足で履くため、脱ぐシチュエーションがあるとかっこ悪い
などのデメリットもあります。
GAIMOとは
gaimoは、靴づくりの長い伝統をもつスペイン、アルネドで1978年にスタートしたシューズブランドです。
熟練の職人がひとつひとつハンドメイドするエスパドリーユは、
デザイン性の高さと履き心地の良さに定評があり、世界中で愛され続けています。引用元
靴作りといえば、イギリス、イタリアが有名ですが、近年注目されているスペイン。
カルミナやヤンコなどコストパフォーマンスがよい靴メーカーが多いですね。
ガイモはそんなスペインの職人によって支えられているメーカー。
フランスやイタリアのブランドのOEMも請け負っているようです。
エスパドリーユを日本で流行らせた立役者のメーカーではないでしょうか。
ビッド付きエスパドリーユ
ガイモの代表作にして、ちょっとリッチな雰囲気が出せるこちらのエスパドリーユ。
アッパーのビット(金具)がいいアクセントですね。
ビットローファーが流行の兆しがあるようですが、いきなりローファーには手が出しづらい人にはここらがおすすめ。
また、金具がつくことにより華やかさが増したアッパー…
こちらはブラックスエード、つまり革製です。
布製よりも厚みを感じてしっかりとした感じ。
靴っぽさが増すので、大人っぽいスタイルに合わせたいです。
ソールの麻は白く染色されています。
これはBEAMSの別注品。
モノトーンになり大人っぽいですね。
セールで半額くらいで変えました。
履いてみたところです。
金具がいいアクセントです。
このときはジーパンですが、クリースの入ったパンツともイケそうですね。
普段26cm(UK7.5)の僕で43です。
表記よりもタイトです。
総柄エスパドリーユ
いっぽうこちらは王道の布製
ただし、総柄。
にぎやかなパッチワーク風のデザインがリゾートっぽくて素敵ですね。
派手な感じですが、ベージュを基調としてトーンも近い色ばかりなのでコーディネートしにくいほどではないです。
もちろん、カジュアルないでたちに合わせることになりますが。
こちらは主にスリッパのようにかかとを踏んで履きます。
というのも、サイズ感を間違えて通販してしまったから。
先ほどのブラックスエードのモデルよりも先に購入したのですが、普段の革靴の感覚から42サイズにしてしまったんですね。
そしたらパツパツで‥‥
開き直って、かかとを踏みラフに履きます。
まとめようナ
なかなか「季節限定衣類」に投資はしづらいですが、エスパドリーユならそこまで単価も高くなく、おすすめ。
「革靴」「スニーカー」「サンダル」に加えておくだけで、コーディネートの幅が広がるのでお勧めです。
ガイモに限らず、いい柄があったら今年も買い足したいですね。