4年前、S e w n - s h o e - m a k e rさんでオーダーした。
オリジナルサンダル
納品時の様子がこちらです。
モードっぽいデザインながら、クラシックな革靴の製作技術で作られており、夏の主役です。
その他夏の履物はこちら
概要
いくつかの特徴
- 内側に入る切れ込みにより角度によってはグルカサンダルのように見える。
- 飾り釘
- 味のある染料
- オーダーなので、甲の高さやトング部?の親指のあたりの調節が可能
- もちろん、革の種類やオプション選択可能(僕はアップチャージで、革をコードバンに、ヒールを装着)
であり、単品で見てもかなりかっこいいです。
なお、以前オールソール↓ホールカットと、ほぼ同時期に作ったため、イミテーションのブローグを入れたり、同じ革を選択したりしています。
やはりオーダーメイドということで、型紙が許す範囲でいろいろなカスタマイズができるのはいいですね。
なかには、ソールをビルケンシュトックのものにして実用性を高めたり、シャークソールにしてインパクト大!にした方もいるとか。
お値段
確か基本が33000円です。
そこにヒール、コードバンのオプションで合わせて48000円くらいだったと思います。
革の中にはアップチャージがかからないモノもあったはず…
経年変化(エイジング)を見る
だいぶエイジングが進んでいます。
やはり、夏に素足で履いたり、突然の雨でぬれたりとサンダルらしいラフな使い方をしているせいでしょう。
新品時と比較して…
サイド
この角度がグルカサンダルぽいです。
コードバンの艶がありましたが…
だいぶくったりとしています。
アジといえばよく聞こえますが、ややお疲れ気味な表情ですね。
(汚くてすみません)
ヒール周辺部
先ほども述べましたが、オプション(当時¥5000)でヒールを付けています。
積み上げがはっきりと分かり、革靴のような見た目ですね。
これまでの手入れで、クリームを刷り込み続けたせいで1色に。
まぁ黒いのもかっこいいですが…
履き口側から見てみると
飾り釘と刻印は消えるものでもないし、エイジングする革の中で当然のように居続けてくれています。
そういえば、オーダー時にこの位置も変えられるのでしょうか?
(やれないことはないでしょう)
メンテナンス
経年変化の進んだ姿もよいですが、あまりにもくたびれています。
雨水やほこりにまみれ、乾燥も進んでいるのでメンテナンスを。
クリームナチュラーレを使用します。
多少なりとも染色力はあるので、こちらを刷り込んでいきます。
なお、クリームナチュラーレの詳しい解説は、「ふくはうち」企画でつながらせていただいたミウラさんの記事をご覧いただくとよいかと思います。
さて、成果は?
右’(左足)がクリーム入れたほう。
見た目にもよくわかるように、全体的な補色ができました。
またコードバンにも上品な艶が出ています。
素足で履くのでやや感想していたインソール部も、栄養がいきわたったと思います。
カサカサからすべすべに。
コーディネート
黒パンツをロールアップして。
黒×黒なので、靴だと重くなりそうですが、デザイン性のあるサンダルなのでラフになりすぎず、夏のモノトーンスタイルになります。
やはりサンダルなので気軽にも履きたい所。
ジーンズにTシャツという姿にさっと履いても近所を徘徊するには十分。
まとめようナ
このヒール部分の色むらは最高です。
この先も夏に活躍してもらいたいと思います。
オマケ
また、swenさんのグルカサンダルや
他デザインのサンダル
これらも気になります。
サンダルをオーダーできるって珍しくて、心躍ります