またリネンなの?またこのバ…なんとかなの?的な小言は乗り越えて…
昨年度購入したBarba(バルバ)のリネンシャツがあまりにもよかったので、今年も購入しました。
いいものは、(また買っても)いいんだよ。
とはいえ、今年は少し襟型を変えたから…
ちなみにバルバは3着目。
またブランドについてもこちらの記事内リンクを参照ください。
概要
Barba / Button down shirt
またセールで買っているので、お値打ちでした。というか、プロパーでは買えません。お小遣い制だもの。
値段談義はさておき、バルバのシャツの雰囲気について。なんというか「前面的に出る格好よさ」的なものがありませんか?パターンのおかげなのか、襟型のバランスなのか。そこが好きなんです。
そりゃ、フィナモレ、フォルミコラみたいな、THEナポリ の柔らかい雰囲気も洒脱でいいなーなんて思いもしますよ。現にスーツの肩は、ナポリの雨降りでしっとり~、なで肩稜線でスラ~…みたいなのに憧れていますから。
でも、何でしょう。シャツに限っては、バルバやフライの、マシンメイドの端正さっていうか、精密さというか…「真面目に、お仕事してますよ」って感じが好きなんですよ。もちろん、手縫いシャツが不真面目なわけじゃないんですよ。
ちなみに、また後でも触れますが、ボタンダウンについては、アメリカのBBの物とは違う、きゅ~っとへりくだった極端なカーブが、これもまた好き。
今回、愛情表現強めですが、自分から好き好き言い過ぎると、相手(シャツ)になめられるってことになりかねませんかね。
リネンっていいよね
素材について触れると、また「リネン」
やはり、「春夏もの生地といったらランキング」で、安定の親しみやすさNO1じゃないですかね、なんやかんや。いや、コットンについてはなんか「通年生地枠」でいいでしょ。
紳士服の生地の中ではポピュラーですし、「洗ったらトロトロ」っていう皆々様の言葉を受けて、「経年変化まで楽しめちゃうじゃーん」って、服好きを釘付けにする魅力もあるもんだ。きっと、長く愛せる愛しさランキングもNO1で、異論ない。
でも、当然と言えば当然なんですけど、その「経年変化」を楽しむためには、リネンさん側にも素養は必要なわけです。
所謂「ペラペラリネン」では、「トロトロリネン」にはなりにくい。「ゴワゴワリネン」が、「プルプルリネン」ときてさらに着込んで、初めて「トロトロリネン」になる流れ。
最初から肌あたりがよいのは、結構「ペラペラリネン」だったりもするのだけども。(人間も同じかも)
Barbaのリネンは結構このゴワゴワリネン…と表現した繊維しっかり目のリネンが多いです。
※トロトロとか、プルプルとか海産物やお寿司のレビューみたいな表現って昔から思ってました。
ディテール
ボタンダウンカラーの魅力って何だろう
その他のディテールについてちらほらと
裾のガジェットにさりげなく「B」
補強の役割が元ですが、一応装飾的にもいいですよね、僕は好きです。また好きって言ってる。
相変わらずボタンはかなり厚め。大きくはないです。
これもなんか豪奢な感じがしていいですよね。
コーディネート
ジャケットスタイル
Jacket:Ring Jacket
一番シンプルにジャケットに合わせます。
「ボタンダウンはスーツに合わせてはいけない」って言われたりするのでジャケットスタイルに。(気にせずに合わせるけど)
ネイビー×白×グレーで王道な色合わせです。ここまで真面目な色合わせスタイルだと、リネンの光沢とかボタンダウンのカーブとかが効いてくる気がします。
カジュアルスタイル
Shirt:Uniqlo
Pants:M-47
Belt:REAL HARNESS
一方でボタンダウンシャツの懐の深いと思う所は、カジュアルにも合わせやすいところ。
「大き目のボタンダウンを」アウター代わりに」っていうのが、ファッション誌なんかに載っていました。そんなイメージでしょうか。軍パンに腕まくりで男らしくアッピール。実はちょっとサイズアップして40(いつもは39)なので、この着方もできると思います。
実は、ジャケットスタイルで着るよりこっちのスタイルでよく着ています。
まとめようナ
なんやかんやで毎年コツコツ増えるバルバ。そしてリネンのシャツ。
ドレッシーでかっこいいワイドな襟も、ワンピースカラーの色気もいいですけど、今回は違った楽しみを味わいました。身頃はドレッシーなのに、ボタンダウンカジュアルさもあって「おいしいどこどり」みたいなことを狙えるシャツです。
こういったドレスボタンダウンシャツは、個人的には 、定番色の白やサックスがおすすめですが、「よりアメリカンに近づきたい」ならイエローなんかもいいかもですね。