今週も撮影にsewnへ。
育児、仕事と仕事の合間を縫っているのでかなり限定的な時間になってしまいますが、その辺りは計画的に。
ジャケットを着ていきました。
もうじき苦しくなりますね、ジャケットスタイル。
このsewnのトルソーに着せているジャケットは、BEAMS F別注Belvest。
裏地なしで必要最低限の芯地を使っているので、湿度さえなんとかなれば、夏でもなんとかなります。
シルエットもボックスシルエット。
スリムなものよりも、通気性に富むようなそうでないような。
がっつりロールアップのジーンズに、WESTON180
さて、詳しくはまたsewnのblogやYouTubeにでてくるかもしれませんが、隆太さんは結構複雑な作業をしておりました。
ビスポークの靴の制作だけでなく、リペア、某国産ブランド方々の靴のOEM、そして、オボイストモデル…
かなり忙しそうでした。
Sewnにとって、今年は躍進の年。
靴好きならば、知っているであろう某日本靴メーカーとのコラボ企画も進行中。
来月には、告知がでるかもしれません。
さて、そんな、店舗に並ぶのは、知人たちの木型たち。
こちらは、「ふくはうち」でもお世話になったことねさんのもの。
詳しくは、御本人のblogを読んでいただきたいのですが、オボイストモデルの注文に向けなんと木型まで個人用に作られたのだとか。
また、こちらは
以前も登場したおかてつさんのもの。
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既存の木型を削って、盛ってもはやビスポークにちかい木型に…
オボイストモデルは、既製の受注生産ですが、店頭に見えた方には、レザータッチや木型の受注ができるとのこと。
それぞれ、持ち主になられる方々の視線の先の未来に、しっかりと靴がついてこられるように、職人は木型を削るのですね。
この、木型たちから生まれる靴は、持ち主たちと何処へ行くのでしょうか。
また、御本人たちから聞いてみたいものです。
そして、また別の木型にも未来が詰まっていて
サイズ表記にして僅か12cm。
掌で包めてしまうこの木型は、お嬢のファーストシューズ製作用。
もちろん、ビスポークではないですが。
人生初の靴がオーダーメイドという、末恐ろしい革靴女子が、まもなく現れます(笑)
生後半年~一年の間用なので、この靴で歩くことはありませんが、外出のときに足を守ってくれるはず。
隆太さんとふたりで、革はスエードにしようか、ヌメ革にしようかなど、相談中。
これからが、楽しみな一足です。
余談
談話の中で、話題はzozomatへ。
これが僕の数値なのですが、改めて隆太さんに図ってもらうと
足長は、誤差1ミリとなかなか正確。
しかし、足囲は、誤差7mmと微妙なところ。
テクノロジーの進歩には驚きつつも、まだまだ(当たり前だけど)職人の手にはかなわない様子。
もちろん、個人差やそのときの環境の影響もありそうですし、もっと正確に出る人もいるのでしょう。