どんどん増える軍物です
あれ?
つい最近、にたようなエントリーを見た気がするぞ?という方。
正解です。おかわりしてしまいました。
ほかに「おかわり」している軍パンはこちら
購入品
French Army MORTOR CYCLE PANTS(前たて付)
この写真を見ていただければ、なぜおかわりしたのかお判りになられると思います。
そう、 おかわりした理由は…
前たて(エプロン)がついている。
というタイプ違いから。
先週、大須に行ったとき実物を見て(その時は耐えましたが)ふつふつと思い出し…やってしまいました。
買い物リストを作り、いきなり破っています。
srsr.hateblo.jp
守れるのでしょうか、これ…
しかし、ルールはしっかりと守ります。。
リストにないものを買ったので、ワードローブから2つの物を放出。
そのあたりは次のリスト更新時に。
改めて概要
前回、モーターサイクルパンツ1号の時に概要はあるので、追記的なことを。
これらのモーターサイクルパンツは正式名称M-38と呼びます。
軍物の数字は年代に当たるので、開発されたのは1938年。WW2時期で活躍したパンツであると分かります。
一応、セットアップで開発されているものなので、モーターサイクルジャケットの対になるものとして開発されているようですね。
さて、このエプロン付と1号では、年代がどちらが先か。
僕はよくわかりません。というのもどちらも言われている気がします。
こちらが前期で簡素化された説やこっちが後だと言われたり…
インターネットで調べてもやはり、電子の海は玉石混交。
詳しい人いたら教えてください。
いずれにせよ出回っているものは40s~50sみたいですね。
ディテール
生地
まず、1号との違いとして生地が違います。
1号はコットンリネンのキャンバスでしたが、こちらはコットン。
つまりリネンのくたっとした感じが抜け、より強靭。
バキバキです。男らしい感じ、軍物らしい感じは強くなっており、「堅い生地好き」な僕にはたまらない魅力ですが、その分ボタンの開閉には手間取ります。
エプロン
では、フロント部分から見ていきましょう。
一番の特徴はもちろん、こちらのエプロン。
フロントのボタンで留めるようになっており、このボタンが結構固い!
前面の補強にはしっかりと役立ちそうです。現代の日本でそこまで補強が必要な場面があるのか謎ですが、少なくとも私のプライベートではありません。
ここをぱかっと開けましょう。
中からは、二つのフロントポケットが。
こちらは1号にもついていましたね。
しかし、エプロンが付いたことでその利便性は大きくダウン。サイドポケットも貫通ポケットで役には立たないです。(なお、例によって縫いつぶしています)もはやこのパンツに利便性を求めてはいけません。
そして1号では一番上は金属のホックであったのに対し、こちらはフロントボタン。
しかも比翼であった1号に対し、こちらはボタンがしっかり見えます。
ボタンについて
ボタンの素材も違います。
1号はメタルボタンであったのに対し、こちらはウッド(竹?)ボタン。
このあたりがこちらが前期ではないのかといわれるゆえんなのだと思います。
しかし、先ほど述べたようにかなりきついボタンのかけ心地。
ウエストがおおきめなので、万人に履けるパンツなのですが、その割に若干トイレで困りそうです。
内ももの補強
1号にはなかったディテール。
太ももの内側に円形の当て布がされています。モーターサイクルパンツらしいですね。
個人的にはなくてもよいですが(笑)
まとめようナ
1号とは結構違いがあるので、気軽に履きたいなら1号(前たてなし)がっつり、軍物を味わいたいならこちらの型をおすすめします。
また、リネンなしの記事のほうが強靭でよりオーバーパンツっぽいです。実際にバイクに乗る時に使ってもよいかと思います。ただし、安全性を求めたり暖を取るなら現代のレーシングスーツなどをつかってくださいね。
しかし、同じような(実質同じ)パンツを(実用性を無視して)買い集めてしまうところがオタクっぽい…
コーディネート比較はまた別の機会に‥‥