乗馬・ハンティング用ではないバブアーです
Barbourの中でも、ちょっと異質なきれい目モデルかなと。
年代判別
年代は98年。
結構最近に思えますが、もう20年ほど前なのですね😭
ディテール
Barbourらしからぬ裏地
なんと、チェックではない
現行ではセレショ別注とかでペイズリーもありますが、ここまでシンプルなのは珍しい
袖ボタン。
コートとしてみるとベーシック。つまりBarbourとしては、異質。
この、前を少し開けたとき見えるライトブラウンの裏地がいい味をしてます。
そして、これもTRENCH COATみたいな大きな襟
セットインスリーブ
全体像
Barbour 3/4 COAT
形としてはステンカラーコートです。
前も比翼になっています。
後ろです。
短めのセンターベント。
このモデルは…
乗馬モデルのBEDALEはサイドベンツだし、バーレイはとても深いセンター。
なので、これは乗馬ではない。
しかし、BEAUFORTやBORDERのようにハンティングのディテールもないです。
GAMEFAIRのように観戦用?にしては、きれい目。
となると、結局は雨の多いイギリスにあって、日常的に着るようなものだったのでしょうか?
3/4レングスという中途半端な丈もモダンさがあります。「シングルブレステッドコート」は長いので、その辺りがパッと見た違いですかね。
ただ、シングルブレステッドコートは見たことがないので、いつか細かい検証したいなぁ…
着丈比較
左:GAMEFAIR
中:3/4 COAT
右:TRENCH COAT
丈を比べてみました。
まとめようナ
そして、コットンも分厚いヘビーオンス。
手にするまではミディアムオンスと思っていたのですが、NORTHUMBRIAに近く、明らかにヘビー。
どうやら3/4coatは、ミディアムとヘビーが時代によって違うようです。
この長すぎず、短すぎるの丈は、どこかモダンです。Barbourの中では変化球ですが、面白いモデルだと思います。
シャツスタイルのほうが凛々しく着こなせるでしょうね