先日、お得に購入できたFranco Minucciについて書きました。
ところがどっこい、実はもう1つネクタイを購入してまして。
それは、『即戦力』というより、秋冬まで眠ってもらいたいと考えてます。
概要
TIE YOUR TIE スフォデーラートタイ
今回のネクタイは、タイユアタイ。
近年、人気のショップですね。
前回のミヌッチはここのオリジナルレーベル。
TIE YOUR TIEとは
イタリア最高の洒落者と言われたフランコ・ミヌッチ氏が、1984年にフィレンツェに開いた洋品店、セレクトショップの店名であり、オリジナルブランドでもあります。引用元
僕もはじめは「ネクタイブランド」だと思っていましたが、その実はセレクトショップ。
ジャケットから靴などクラシコ系の一流アイテムが揃います。
ミヌッチ氏が退いたあとは、加賀健二さんが、あとを次ぎ日本進出後の同社を押し上げています。
スフォデーラートタイとは
スフォデラートとは、イタリア語で”裏地なし”の意味。表生地のみの一枚仕立てでスカーフのようなふんわりと軽い締め心地としたタイのことで、剣先もスカーフのようにハンドで巻き縫いするのが一般的だ。 構造上スフォデラートのタイは剣先部分の芯地が省かれており、セッテピエゲ仕様(生地を7つ折りした仕立て)には一切芯地を使用しないタイプもある。引用元
つまり大剣裏に芯地がなく、生地のみで構成されるネクタイのことです。
ドレープの出方や、ディンプル(窪み)のニュアンスなどが、通常ネクタイと違います。
ディテール
素材や剣先
今回の素材はウール100。
つまり、秋冬用のタイ。
また、その質感からカジュアルな印象。
スーツに合わせるよりツイードジャケットなどにピッタリ。
剣先は7cmとやや細目。
地厚なウールなので結び目がかなり大きくなりそう…
柄?紋様?
紋様は亀甲?
ドットとも小紋ともとれないような…
しかし、色味が渋くかっこいいです。
よく見るとヘリンボーンになっており、粗い質感にピッタリ。
スフォデーラート仕様
先ほど説明したスフォデーラート仕様。
たしかに芯地はありません。
とはいえ、ウールが厚いことや、素材の特性上滑りは悪いので、締め直しは苦労しそうです。
コーディネート
ジャケットスタイル
Jacket:Nigel Cauborn
Shirt:Brooks Brothers
Pants:INCOTEX
同じく「裏地なし」のナイジェルケーボンを。
シャツはミスっ!
ボタンダウンじゃなくてワイドめなほうが、大きめなノットに似合います。
それはともかく、温もりのあるVゾーンがツイードジャケットの質感とベストマッチ。
コートまで羽織って
さて、このネクタイを買った最大の理由は、Barbourに合いそうだから。
カジュアルな質感やこのグリーンの色味。
とりあえず先ほどのコーデに、トレンチを羽織って。
Coat:Barbour Trenchcoat
※7月の撮影ではものすごい暑い。
とてもいい色合わせができました。
今回はジャケットスタイルの重ね着でしたが、gamefairや3/4coatなんかでは、タイ×ベストのスタイルにも調和するかもしれません。
まとめようナ
今回のネクタイは、カジュアルで好き嫌いも分かれるかもしれません。
それでも、この秋冬に向けてどのようなジャケット、アウターに合わせようか楽しみになってしまいます。
本区的な夏もまだなのに、秋冬の物を買うなんて…と奥さんは言います。
夏は冬のためにあるわけではありませんが、盛夏に冬を楽しみにしたり、真冬に真夏を恋しく思ったりしながらファッションを楽しむのはありなのでないのでしょうか。
はい、それっぽくいいました。