昨年に購入しておいて、blog記事にしていなかったものです。
6〜7年位、通年でよく履いていたINCOTEXがついに穴が空いてしまい、お陀仏・・・
それに代わるコットンパンツを購入しました。
概要
Ring Jacket / Cotton Trousers
INCOTEXがだめになってしまったので、同じくイタリア物・・・という選択肢もあったのですが、うまいことセールにかかっていたのを発見し、選んだのは日本のブランドである「Ring Jacket(リングヂャケット)」
テーラードジャケットの名ブランドとして名高い同社ですが、なかなかどうして、それに合わせる周辺衣料も侮れません。
そして、INCOTEXは細くてスタイリッシュですが30代に入り代謝も落ちてきた僕にとって太もも&脹脛に余裕が欲しくて・・・
その点を解消できるようなものを探して見ようを思った矢先の出会いでした。
シルエットについては、後述します。
ディテール
生地について
生地はコットンツイル。
コットン自体は基本的には春夏素材ではありますが、こちらは非常に分厚くてしっかりしている。でっぷり。
ユニクロなんかのチノパンよりは確実に分厚く、FILSONのツイルよりは(さすがに)薄いといった感じ。
正直、夏には厳しいものがあるのかな。
しかしその分、プリーツ周辺の陰影ははっきりしていてかっこいいです。
秋冬のスタイルをしっかりと支えてくれるでしょう。
ベルトレス
ピークは過ぎたのかな?と思いますが、まだまだクラシック回帰の流れは残っている気がします。
クラシックなのが主流ってすごい違和感があるのですが、言わんとしていることは察してください。
主に、BEAMSさんが、どんな物を推そうとしているのか
Men's EXがどう言っているのかの流れだと思っていただければ。
余談が過ぎましたが、そんな「クラシックらしい」ディテールと感じるベルトレス。
一時、憧れてオーダースーツにも取り入れていますが、現状はまぁどっちでも・・・といった感じ。
「持ち出し」こそはあるものの、腰回りをスッキリ見せてくれる効果があります。
サイドアジャスター
ベルトレスというディテールの相棒のようなもの。
一応サイズはこれで絞れます。
形状としても剣型(でしたっけ?)でオーソドックス
2プリーツの陰影
アウト2プリーツ。
太ももが文字通り太い僕にとっては(現状痩せない限り)プリーツは必須。
先程も少し触れましたが、生地が分厚いのでプリーツの陰影もしっかりついてかっこいいです。
最近は、オンオフ両方使うのにクリースは惹かずに履いています。
もし、プリーツからクリースをしっかりと引くことで、カジュアルスタイルも品よくしてくれそうですね。
シルエットはテーパード
太もも周辺はしっかりとゆとりを取り、履きやすくなっています。
お尻もセクシーになることはありません。
渡り周辺からスムーズにテーパードし、裾幅は20cm程度と極めてベーシック。
革靴に合わせることも考慮すると、このくらいのテーパードシルエットが使いやすいですね。
コーディネート
Jacket:Ring Jacket Meister
Shirt:Wrangler 70s
せっかくなので、リングヂャケット繋がり。
ネップ有のざっくりとした生地感のジャケットに、ヴィンテージデニムシャツをあわせて気取らないジャケパンに。
仕事では、テーラードジャケットがAndersen-Andersenのセーターに変わったりします。
まとめようナ
ジャケットに合うアイテムの多いリングヂャケット。
パンツ専業ブランドではありませんが、大人クラシックなパンツを購入しようと思ったら頼りになるなと言うふうに思っています。
セールにもかかりやすいのでおすすめです。
個人的には、ノープリーツのスリムシルエットのINCOTEXから、2プリーツのテーパードに変わったあたり、時の流れとともに自分の体が変化したことを感じます。
こちらは同様の型でウール100のもの。
コットンで品番(ディテール、シルエット)違いです。