いよいよ梅雨明け。
雨の湿気はなくなるものの、暑さの盛りです。
例年8月からは、自分の中でも「ネクタイしなくていいか…」とクールビズを堪能(?)
基本的にはタイドアップスタイルのほうがかっこいいと思っていますが、8月に限って「クールビズ」としておけば、「季節もの」として風情が出るか?なんていうこざかしい自分ルールです。
そんなクールビズに向け、今回はUNITED ARROWSのネイビーパンツの話です。
概要
UNITED ARROWS / Original Pants
ネイビー・ブルー系のスラックスというのは、今のところこれしか所有していないせいか、ネイビーのパンツ=夏のイメージになっています。
こちらは、アウトレットでの購入。
もともとは2017SSの物のようです。
裾上げ済…ということと、若干の毛羽立ちということでアウトレットに流れてきたようです。
次節で書きますが、独特の質感、光沢に惚れて購入しました。
商品サイトより
画像引用元:https://store.united-arrows.co.jp/shop/ua/news/2017/02/yonezawa-jacquard-collection.html
スラックスの全容を上手に写真に収められなかったので、UNITED ARROWSのホームページから引用。
このように、2プリーツのテーパード。
ここ数年の商品らしく、太もも周辺がゆったりからの細い足首周辺ということになります。
さて、なんといっても特徴はハリのある質感と艶やかな光沢。
これは、「米沢織」という生地を使用しているからだそうです。
米沢織とは
”米沢織“と呼ばれるこの生地の歴史は、江戸時代初期から受け継がれてきました。そして、ここには今もなお機屋さんが点在し、伝統的な技術と品質を生かした生地を生み出しています。これらは、これまで特に呉服やウィメンズのフォーマルに使用されておりましたが、今回ユナイテッドアローズでは米沢織の特徴に着目し、メンズクロージングに落とし込みました。引用元:上記HP
このしっかりとした紺生地は、和服由来の物。
パリッとした質感は和服の佇まいを思わせます。
細番手で打ち込みのよいシルク生地や特徴的なジャカードの表情を生かした”独自の新しいネイビー”をコンセプトにカプセルコレクションを作り上げました。
シルクウールを使用していますが、ジャカード織りによりネップを含みリネン混のような表情に。
寄ってみるとこのような感じです。
表面はざらついており、肌に張り付かず、猛暑の中でも比較的快適です。
コーディネート
シャツスタイル
アズーロエマローネ、紺茶の組み合わせ。
シャツは国産生地でのMTMで綿麻。
派手目なロンドンストライプをしっかりとした紺が支えてくれています。
ポロシャツスタイル
Shirts:UNIQLO
もっとカジュルにポロシャツスタイルです。
こちらのニットポロは昨年の物最終セール500円でしたので、まとめ買いしてクールビズ用にしています。
ポロシャツでも鹿の子の物にするよりニットポロにしたほうが上品です。
タックインするかどうかは迷いどころですが、一応仕事‥‥ということで。
まとめようナ
セレクトショップオリジナルというのはこういう「企画もの」に面白いものが生まれたりしますね。
本当に8月くらいしか履かないこのスラックス。
というのも
- なんやかんや結構細めであるため、手持ちのジャケットだとバランスが悪い
- 自宅で洗濯しづらいシルク混である
ことが原因。
「クールビズを季節ものとして楽しむためのアイテム」があると鬱陶しい暑さとも(ほんの)多少は戦えるかもしれません。