新年度が始まり、気合が入ります。
「気合を入れる」には主に(極論)二つの方法が。
- 新しいものを手に入れる
- 身の回りの整理、メンテナンスを行う
1も大いに実行したいのですが、さすがに買い物に行く時間も、金銭的余裕もなく…
こんなご時世ですし、ここはあきらめたほうが無難でしょう。
というわけで、今回は革製品のメンテナンスの話です。
革製品のメンテナンス
革製品は、ご存知の通り、長く使うにはメンテナンスが必須になります。
おもに、
- 汚れ落とし
- 栄養補給
- (必要なら)ワックスによる艶出し
が主な工程です。
日々の使用に伴い、良い意味でも悪い意味でも「アジ」が出ている革製品のメンテナンスを行うことは、「再出発」の意味を持って「春」の季語にならないですかね?
概要
さて、普段の僕は革製品(靴以外)の栄養補給に、サフィールのデリケートクリームをつかっていましたが、ここにきて枯渇。
新しく購入することになりました。
今回購入したのは、評判も良いこちら。
コロニルシュプリームクリームデラックスです。
とにかくいろいろなことに使えるという評判のこちら。
コロニルシュプリームクリームデラックスとは
今回購入したのは無色です。
他にも、ブラック、ダークブラウン、ミディアムブラウンなどの基本の黒・茶系+ブルー、バーガンディの多色展開をしています。
皮革への浸透力の高いシーダーウッドオイル、ラノリンなどの天然オイルを配合した皮革のための最高級栄養クリームです。
バランス良く保革・栄養効果、柔軟性を与え、補色性にも優れています。
皮革内部へゆきわたることで微細な皮革繊維に潤いを与え、深みのあるしっとりとしたツヤが生まれます。引用元
「最高級」の名を公式が打ち出しています。
確かに他のクリームに比べるとやや高級ですが、実際に使用してみると使いやすさ、その後の艶、べたつかないなど確かにすばらしいクリームであると思います。
また、このラノリンは羊の皮脂腺から分泌される蝋のこと。
自然由来で、変な「石油くさい」匂いはありません。
むしろシダーのさわやかなにおい。
簡単な使い方とその様子
ごく少量ずつ取って塗り広げていきます。
指ですくってもよいと思いますが、革製品によってはシミや変色するかも‥・ということで、ムラにならないように極々少量。
なお、クリームは結構「ぷるぷる」
使用後も、べとっとしていないのは、好感度高いですね。
それをブラシでこすって広げていきます。
あとは、ひたすらブラッシング
僕は
- 豚毛ブラシですくって、伸ばす
- 馬毛ブラシでブラッシング
- からぶき
のようにしています。
ウン、普通ですね。
手入れされゆく者たち
鞄を中心として
春ということで、新年度早々に使うものから栄養をあげていきます。
- BALLYの仕事鞄
- 手帳
- 海中時計を留めているストラップ
あたりから。
また、2年半くらい職場内での持ち運び鞄になっていたアニアリのクラッチも。
しわっしわですが、妻からの贈り物ということで愛着もばっちり。
これからも活躍してもらわねば。
靴ももちろん
靴にも全体の栄養補給のために役立ってもらいます。
手始めに、新年度1発目に職場に履いていくJ.M WESTON。
全体にやりすぎない艶が出るので、足元にぎらぎらしないやる気を纏わせます。
その他のレザー
クーズーレザーのミニウォレットにも使いました。
特にしみになることもなく、微妙に艶もアップ。
いい栄養補給になりました。
まとめようナ
写真はありませんが、名刺入れ、パスケース、先日のキーケースと八面六臂の活躍です。
革製品の手入れとしては、無敵感があります。
革製品の醍醐味は、メンテナンス…
メンテナンス用品を選ぶ楽しさもあると思いますが、子育て世代などには、なかなか時間が取れないモノ…
この素晴らしい万能クリームでささっとメンテナンスをしていくのもよいかもしれません。