グレーがかってきたパンツはこの後どうなるのでしょうか
さて、一度目のつけおき、洗浄を経て薄くなってきたJ.W Brineの黒パンツ。
どうなっていくのでしょうか。
二度目のつけおきに挑戦です。
二度目の漬け置き
手順については、前回の記事と同様なので、そちらを参照。
乾燥させると…
グレーというより。
ブラウンになりました。
そして明らかに一度目よりも色は落ちています。
ダークブラウンよりはすこし薄いかなといった程度の色味。
どうしよう。 あたりが復活しています。
全体のトーンが落ちたせいでしょうか。
おしりはそこまでですが…
つけおきの仕方が良くなかったのでしょうか。
左足裾付近のにむらが見られます。
この辺りは次回での調整。
三度目の漬け置き
結果を見てみましょう。
ガラッと薄くなりました。
ブラウンらしいブラウンへ。
再び、トーンが明るくなり、アタリは目立たなく。
このあたりの調節は難しいですね。
おしりです。
しらっちゃけた所は目立たなくなりましたが…
後でも触れますが、ポケット部分のほころび・アタリはひどくなっています。
前回問題になったむらは解消。
実は今回は洗濯機を回すのを一度多くしたので、その成果でしょうか。
三度の脱色を経てのダメージ
ある程度覚悟していたことではありますが、脱色を繰り返すことで記事へのダメージは避けられそうにありません。
ボタンホールはこのようにほつれていますし。
ポケットのフラップはそのダメージは大きい。
当初の目的であった色むらをなくして、「少しでもきれい目にふる」というのは難しいですね。
まとめようナ
当初の物と比較してみましょう。
こうしてみると、大きく変化をしています。
先ほど挙げたようにダメージの追加があるので、「きれい目」にするのには、むりがありましたが(そもそもが無謀)、雰囲気をガラッと変えて使用する分には面白そうです。
ただし、生地への負担を考えると、丈夫な生地であること、あまり繰り返し過ぎないことが大切であるように感じます。
オンスが高いか強靭な織りをしている服のほうがよさそうです。
その点で言えば、デニムなどはよさそうですが、それなら自分で脱色するより加工するほうが手間もお金もかかりませんしね。
このパンツは私服になるのか仕事着として引き続き愛用するのかまだ迷っていますが、活躍してもらおうと考えています。
余談
ここまでうまくいくのは「後染め」の製品だからです。
糸の段階で染色されているものは、もっと濃度の濃いものでやらないといけないですが、強すぎると破れます。
このように後染め製品または、デニムなどが良いでしょう。
その後、バブアーを脱色しました。