夏の前にして、ブーツを買いました。
前から黒のサイドゴアブーツはあると便利だなと思っていたところにsaleで28000円になっているアウトレット品を見つけてしまったものですから…
今回、購入したブーツについて書いていきたいと思います。
概要
Tricker's / M2754 Henry(ヘンリー)
みんな大好きトリッカーズのヘンリーこと、M2754。
友人が所有する実物を見てから数年、いいなと思う存在ではありましたが、この度ご縁があって購入。
季節外れではありますが、オーセンティックな見た目の定番品なので、真夏さえ切り抜けたら出番はすぐに来そうです。
なお、余談ですが手放してしまったものが多いですが、自身としてはトリッカーズは5足目です。
意外にもカントリーブーツはまだ手にしたことがありません。
きつい?サイズ感〜Burton(バートン)との違い〜
サイズ感について書いていきます。
まず、表記サイズは7.5のフィッティング5です。
サイズ感に言及するために、木型について見ていきます。
トリッカーズには、都市向けラインとカントリーラインがあるのは有名な話。
日本ではカントリーラインが主に展開されています。
そのカントリーラインでは主に
- 4444…バートン等の短靴
- 4497s…ストウなどのブーツ
の二種の木型があります。
若干フィッティングが違うので、同サイズでは履き心地が違うなんてことが起きてしまいます。
この、M2754は、ブーツですが前者の4444を使用しているためフィッティングはバートン(僕の所有はケスウィック)と同じでよい…はずです。
しかし、実際はシャフト部があるので、ハーフサイズあげてもよいかと思います。
同サイズにするとやや履きにくさを感じてしまう人もいるでしょう。
ディテール
大好きなウイングチップ
昔からウイングチップが好きです。
特にトリッカーズのブローグはいかにもカントリーの風情を感じられていいですね。
やや大きめの穴飾りは足元の存在感をあげてくれます。
エラスティック周辺
コシのあるエラスティック。
前部に向かって伸びやすいように革が裁断されており、見た目にもかっこいいです。
エラスティックは伸びてしまったら修理が可能とのこと。
コバがはり、いかにも・・・
トリッカーズの特徴的なコバ周り。
しっかりと張り出し、ストームウェルトもついて、いかにもアウトドアシューズ由来の力強さを感じさせてくれます。
重厚なヒール
ドシンっと迫力のあるヒール。
360度ぐるりと出し縫いがされているので、トップリフトの大きさと相まってかなりの迫力、重厚さ。
プレメンテナンス
革靴は、新品で購入しても、履き下ろし前にプレメンテするのがよいとされています。
販売されている間も、革は乾燥しているし、誇りや微細な汚れがついているかもしれないからです。
というわけで、まずはこちらで汚れを落としました。
水溶性、油性どちらの汚れも落としてくれるツーフェイスローション。
強すぎず使いやすいです。
最初の栄養補給はこちらのローション。
昔買ったやつをなかなか使い終わりません。
やってみたいコーディネート
画像引用:nick wooster Archives | Page 2 of 8 | SOLETOPIA
こちらはサイドゴアではないのですが参考になるので。
みんな大好きニックウークター。
丈短めの同系色パンツと合わせています。
サイドゴアは短めの丈にして、サイドのエラスティックが見えるようにはくと雰囲気が出ますね。
良い経年変化・エイジングを目指して・・・
Googleで検索すると、こちらのblog様がヒットしました。
画像引用:トリッカーズ・サイドゴアブーツのサイズ感とエイジング | trickersmania
皺がシャフトまで入り、素敵な佇まい。
茶色ほど色が抜けるわけではありませんが、黒は黒で艶や微々たる色抜けでエイジングされていることがわかります。
まだまだ新品の靴が同変わるのか見物ですね。
まとめようナ
さて、今回購入のサイドゴアですが、興味のあるかたは早めに手にした方がよいかと。
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というのもトリッカーズの価格改定もあり、おいそれと手が出せる価格ではなくなってきました。
履きこみは、まだまだこれからですが、『ジャケットにあわせようか』『ミリタリー』に合わせようかと、秋冬への楽しみを膨らましているところです。