(勝手に)仕事のユニフォームにしているいくつかのバブアー。
毎日かわるがわる着ているので、ある意味では僕の持ってるバブアーの中で一番活躍しているのです。
特にタータンのビデイルはお気に入り。
しかし、ある雨の日、腕を見ると…あれ?しみこんでない?
若干にオイルが抜けている気がします。
確かに肌触りも他のバブアーより…
リプルーフかなぁ。
所有するBarbourのまとめはこちら www.sorosoro40.com
ちゃんとした(?)リプルーフのまとめはこちら
リプルーフは必要?状況のチェック
水滴をたらして…
家に帰ってから様子を確認。
本当に水はもうはじいてくれないのかな?
水滴をすくってポタポタ。
各所を確認していくと…
弾いてくれるところはしっかり弾いてくれています。
オイルが減っているようでもしっかし中までしみこんでいるのが分かります。
その一方で。
ああ、この肩関節のところはすぐにしみ込んでしまいました。
やはり可動域が近くにあったり、物理的にこすれるところはオイルが抜けやすいところですね。
でも正直…
そうなると全体的にオイルを落として、リプルーフするのはちょっと手間がかかりすぎる。
靴磨きの手間のことも考えるのに、またしっかり準備するのもめんどくさいなぁというのが本音。
手間を省くためにグリーンランドワックス
省くことができたらうれしい工程
①オイルを湯煎して溶かす
②箱に入れてドライヤーし、バブアーを温める
ここが、省けそうです。
使ってみようグリーンランドワックス
そのためには…
グリーンランドワックスを使います。
蜜蝋とパラフィンでできており、アウトドア製品をオイルアップして防水性を高めてくれるためのアイテムです。
バブアーへのオイルアップとしてもつかわれている例があり、頼りになりそうです。
なお、Amazonで買えます。お値段も純正の緑缶と変わらないくらいでU2000円。
箱を開けるとこんな感じの固形のワックスが入っています。
ラップとかされずダイレクトで入っているあたりがアウトドア。
無臭です。無味かどうかは知りません。
箱の後ろに英語で説明が書かれています。
簡単に言えば、こすって温めて繰り返せです。
これを使って簡易にリプルーフしていきたいと思います。
簡易リプルーフ開始
まずは埃落とし
まずは服についているほこりや汚れを落とします。
ガチのリプルーフならしっかりと水洗いするために汚れは落ちますが、そのあたりは「簡易」なので、ブラッシングと水拭きで。
軽くさっさと。
靴用に余っている豚下ブラシでブラッシング。
本体を温めることも忘れずに 「手を抜く」
その後は浴室乾燥機でそのほかの洗濯物共に。
水拭きを乾かすことと、服全体を温めるためです。
本来のリプルーフでは、箱に詰めてドライヤーをかけるのですが、今回はそれすらも「手抜き」をします。
浴室乾燥機で、衣類がどの程度温まるのか…
ワックスを塗布
ワックスを出します。
サイズ感としてはみんな大好きウタマロ石鹼くらい。
ちょうど手で握るのによい感じです。
ワックスを服に直接こすりつけると、このようになります。
この白い部分がワックスがついているところ。
常温で固形なんだからこれは当たり前。
はじめに服を温めてないと、もっと伸びが悪いのだと思います。
※そのための浴室乾燥機です。
ドライヤーで幹部を温め、ブラシでさっさとワックスを伸ばしていくと・・・
ワックスが浸透します。
しかし、元々が固形の物を伸ばすので、一度に塗れるワックスは限りがあります。
なので、一面につき2~3回程塗っていきます。
見た目にはわかりにくいですが、塗った面はしっとりしていることが分かります。
これを全身にわたって行っていくわけです。
浴室乾燥機に入れている分の熱は途中で消えます。
なので、僕は前身頃→後ろ身頃→袖と分け、その都度数分浴室乾燥機に。
結果手間があるように思えますが、段ボール箱に詰めて、ドライヤーで温めるよりは楽です。その間に他の家事も進められるし。
まとめようナ
結果狙い通りに、楽はできたと思います。
途中で浴室乾燥機に入れている時間こそかかってますが、作業時間はそこまで長くないので。
メリットデメリットを挙げると
メリット
①オイルの湯煎準備がいらない
②浴室乾燥機活用で、温めている時間も他のことができる
③オイルが飛び散らない
④ワックスの消費が純正のものに向けて適度に使える(部分的にリプルーフできる)
この③も大きいと思います。あとの掃除がそこまでいらないですから
デメリット
①純正の物ではないので、成分的に将来的にどうなるのかわからない
②伸ばしにくい
このビデイルは僕にとっては仕事道具です。
なので、しっかり向き合い純正オイルでリプルーフするのもよいですが、日常的に不便がないように手入れをしていくような付き合い方をしていきたいと思います。
仕事道具として、長く付き合っていきたいですね。