衣替えの季節となり、夏に汗を吸わせた衣料にすっきりしてもらう時期です。
半袖Tシャツやポロシャツ、ハーフパンツなんかはまた来年…ということで、今季の出番を終えようとしています。
衣替えの大洗濯のついでといわんばかりに、気になっていたL.L BEANのトートの汚れを落としていこうと思います。
L.L Beanのトートバッグの洗濯
今年の奥さんとのペアアイテムとして、購入したL.L BEANのトート。
僕はヴィンテージ品の購入ということで、多少の汚れあり。
洗濯前の状態
そこには、黒い汚れがついています。
これは純粋に使用及び経年によるものでしょう。
側面には黄色くなっているような斑点状の汚れが。
アジととらえればかっこよく見えるのでしょうが、自分でつけたものでないので、思い入れもないただの汚れ。
できることなら薄くしたいですね。
洗浄開始
まずは、普通に水を張ります。
高密度のコットン、それこそ由来が氷を運ぶためであったことを証明するかのように、水を張っても染み出てきません。
ここから、ミニサイズをバッグインバッグに使うと、ペットボトル飲料をこぼしても他のものに染みにくい…というメリットを思い付きました。
水を張ったようすです。
見事に自立。
数分おいてもこのまま。
すごいですね。
とはいえ、外面も綺麗にしたいので外側から水をかけていきます。
桶のなかで、ゆらゆらとゆすり、無事浸水。
使用する洗剤
まずは、斑点状の汚れが気になるところには、ウタマロ石鹸をごしごし擦り付けて洗浄。
安くて頼りになる素晴らしい石鹸ですよね。
一度、ぬるま湯です過ぎます。
この時点ですでにやや濁っていますね。
部分洗いが終わったら、全体をオキシクリーンにつけます。
ちなみにこのように本体にもまばらに振りかけました。
キャンバス地に引っ掛かってくれるかと期待。
効果はどの辺まであるのか。
そのままぬるま湯シャワーで泡立てて、30分ほど漬け込みます。
写真では自立させてますが、きちんと倒して漬け込んでいます。
洗浄結果として
漬け込み、そして、半日の日陰干しが終わりました。
結果を見てみましょう。
部分洗いを施したサイド、ミミ周辺。
斑点状の汚れが薄くなっているのがわかります。
さすが、ウタマロ。
内部の底面です。
結構綺麗になったのでは?
これくらいならば、飲食物をいれても気になりません。
ハンドルも手垢がつきやすいですが綺麗に。
BEFORE撮り忘れててすみません。
小まとめようナ
洗剤界の我が家の二大エース、ウタマロとオキシクリーンのおかげで、だいぶ綺麗になったトートバッグ。
秋冬のトラッドスタイルや古着スタイルに活躍してもらいましょう。
ちなみに、結構柔らかくなりました
さて、そうなると、秋冬にむけて、ウール製品の準備もしたいもの。
衣類系は衣替え時に手入れをしていますが、そういえばすり抜けてしまったものが…
ウールの大判マフラーの洗濯
こちらの記事でかいたように、大判ストールを家庭内のブランケットとして、使用しています。
こちらに関しては、春の肌寒いときや初夏の昼寝の時にも使用していました。
ついなぁなぁで、手入れもせずに真夏を越えてしまいました。
本格使用の前に、一度洗濯&手入れをば…
使用する洗剤
ウッディーな香りが仄かに香り、ふわりと仕上げてくれるこちらは、ウールニットの相棒として、これまでも活躍してくれました。
今回は、こちらを使用してブランケットの皮脂汚れや汗を落としていきましょう
洗浄開始
まずは、オケに投入。
一度に二枚ほど入ります。
そして、シャワーでぬるま湯を。
別にシャワーである必要はありませんが、蛇口よりいれやすいからです。
その後で、ウール&カシミヤシャンプーをとき、ゆらゆらと汚れを浮き出させると…
おお、汚い。お目汚し失礼します。
黒い水がでてきました。
これだけの汚れを放置していたと思うと頭が痛くなります。
その後、軽く脱水、日陰干し。
アイロンのスチームで、空気を含ませます。
仕上がりは上場。
ふっくらと空気を孕んだストールが戻ってきました。
改めて考えると、汚れがついたままだと、ウールも固くなるし、ふわふわ感がだいぶ損なわれていたのだな。
まとめようナ
手洗いによるしっかりとした、洗濯や手入れは時々行うことでものに対する愛着を育てることもできます。
過ぎた季節をふりかえったり、次の季節に期待をしたり、「シーズンの手入れ」には、実際以上の、心の成果があるのかもしれませんね。