連休中、体調を崩したり、仕事をしたり、引っ越しの準備をしたりとそれなりに忙しかったです。
そんな中、時間を見つけてSewnへ赴き、RENDOのトランクショーへ行ってきました。
Sewn shoe-makerとRENDO
以前、どこかの記事でも書いたかと思いますが、Sewnの隆太さんとRENDOの吉見さんは親交が深く、一部S
ewnでのオーダーのパターンは吉見さんか引き受けていることもあります。
僕のモンクストラップブーツなんかそうですね。
そのような縁もあり、東海地方初のRENDOトランクショーは、Sewnで、行われるとのこと。
サンプルシューズたち
トランクショーはまだ、前半ということもありとりあえずは既存のサンプルのみ(後述します)
とはいえ、多くのサンプルが並び、一度にこれだけのRENDOの靴を見られるのもなかなかなく、感動です。
手染めのサイドエラスティックは、美しくまず目につきました。
他、オーダーらしいコンビのシューズ。
配色や革の素材を考えるのもオーダーの楽しみですよね。
ブラインドブローグですが、端正な顔と相まって面白い表情。
こちらは、個人的にかなり気になるフルブローグ。
Vフロントになっており、ノーズが長く見えます。
フルブローグはもともとカントリーな出自ですが、こうなるてなかなかどうして、都会的な洗練された面持ちですね。
木型は2種類
さて、RENDOといえば、そのフィッティングの高さが有名な木型。
今回も二型用意されています。
770(ドレスライン)
先程までのサンプルシューズもそうですが、こちらの770は非常にフィッティングがよく、とくにヒール部分が日本人向けに作られています。
一見するとドレッシーなのですが、細すぎることもないのでデザインや革次第ではどうとでもコーディネートに落とし込むことができるのではないでしょうか。
GB(カジュアルライン)
いっぽうで、コロンとかわいいカジュアルなGB。
同じモカシンでも先程の770のものと比べると違いは一目瞭然ですね。
J.M WESTONを思わせるようなエスプリを感じます。
写真は770のものですが、フィッティングサンプルもあるので、試着も、安心ですね。
トランクショー後半では…
後半日程ではかなり素晴らしい変化を遂げます。
まずは、新たなるサンプル
Sewn shoe-maker × RENDO
木型は先程の名ラスト770を使用し、九分仕立てで仕上げられるシューズが二種類。
九分仕立てというのは、すくい縫いをハンドソーンで行うので、通常のRENDOよりもハイエンド。
フィッティングはそのままに、よりクラフト感溢れるモデルが登場します。
ノルウェイジャンホールカット
アルパインカーフを使い、味のある革を一枚革で仕立てた上に、ハンドでのチェーンがかなりの迫力を出しています。
また、ミッドソールも3mm→4.5mmと厚みを増しており、ブランキ―二などの靴にありそうな力強い美しさを放っています。
ノルヴェジェーゼロングウイング
こちらもドレスラインの美しい木型に迫力のあるソール。
まさにRENDOと、底付けを得意とするSewnの融合といえます。
こちらもチェーンステッチをあしらっていますが、細い麻糸を手でよって糸から編んでいます。
さらに分厚いソール。
仕上げ前ですが、完成が楽しみですね。
Sewn shoe-maker × RENDO × 靴磨きの少年
なんとトランクショーの最終週末には、トリプルコラボ。
おかてつさんが運営する名古屋の靴磨きサークルの「靴磨きの少年」も合流します。
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格安でケアやシューシャインを行ってくれるので魅力的です。
愛知でこれだけの靴イベントが開かれるのもなかなかありません。
トランクショ―案内動画
というわけで、トランクショーに伺い、撮影をして動画を作成しました。
PCが不調で泣きながら作成しました。
是非ご覧になってください。
サンプルシューズの映像も見られます。
Sewn shoe-maker×RENDO トランクショーのご案内
まとめようナ
SewnとRENDOという、オーダーメイドを主戦場とするメーカー、職人が力を合わせるのってワクワクしますね。
今回は撮影もあったので、あまりじっくり見ることができなかったので、僕もまた最終週に伺えたらと考えています。