手帳のメモ欄だけでは、メモを取るのに難しく…
使用している手帳は、コードバン製のシステム手帳ということもあり、すぐに閉じてしまいます。
さっとメモを取るのには、やや向いていないことをもやもやしていたところ、年末に割引されていたことからモレスキンを購入。
ポケットに入れておいて、思いついたことを適当に発展させたり、備忘録的な役割を担ったりと助かっています。
メモを取るのに使用していたのは、ヴィスコンティのヴァンゴッホ。
お気に入りのボールペンでした。
しかし、はしがき用のメモ帳に対してボールペンがやや、高級。
なんだか「気軽に使う」より少しハードルが上がってしまってこれはよくない。
書類を書く時に、わざわさメモ帳を取り出してボールペンを外して…とし、その後メモ帳をデスクに忘れそうになることもありました。
これは気軽に使える(最悪、紛失しても「ま、いっか」程度で済ませられる価格帯の)ボールペンが欲しいな…と思い探していると、いいものを発見。
概要
SAKURA ボールサインid
画像引用:ビジネスシーンでも個性を表現できる6つの黒インキ!「ボールサインiD」新発売!|SAKURA PRESS|株式会社サクラクレパス
子どもの頃、みんなお世話になりましたサクラクレパス。
そんなサクラクレパスから、「6色の黒」を搭載したボールペンがリリースされました。
万年筆を使っている方ならよくわかると思いますが、「黒」のニュアンスでも好きなものとちょっと苦手なものがありますよね。
お値段一本200円と手が出しやすいこともあり、さっそく文具屋さんへ行ってきました。
購入した2色
今回購入したのは、フォレストブラック(緑黒)とモカブラック(茶黒)。
店頭で試し書きして、迷ってしまったので2本買い。
だって、それでもU500円ですもん。
外観とディテール
この価格帯なので、プラスチック製のボディはややチープ。
まぁこんなもんでしょう。
クリップは金属製で折れにくいのは安心ですね。
そのクリップがそのままノックにつながっています。
持ち手の部分は、六角形と 丸を組み合わせた形状で、手にフィットしやすく設計されているんだとか。
たしかに、まん丸よりやや角があるほうが、フィットします。
実際の書き味と色味
ゲルインクらしいジューシーな書き心地
搭載されているゲルインキは、0.4㎜、0.5㎜から選べます。
僕は0.5㎜を選択。
そのほうが、インクフローが良くゲルインキらしいジューシーな書き心地だと思います。
カリカリ系が好きな方は、0.4㎜のほうがいいでしょう。
本当に「黒」なのか
画像引用:上記、公式HPより
エントリーされている「6つの黒」は上記の通り。
こうしてみると結構「色」の印象が強いようですが…
上が「モカブラック」
下が「フォレストブラック」です。
文字より、線の集合になった場合「色」の雰囲気はばっちり出ると思います。
そういった面では、「モカブラウン」の「茶」とも「黒」ともいえる色味はいいですね。
万年筆インクで言う所の「色彩雫 山栗」のようなシックな色。
なお、山栗は時間による退色でセピアになっていくのがロマンチック。
おすすめの色です。
まとめようナ
メモを取るだけのボールペンですが、ちょっとした好みを見つけて楽しむことができる点は非常におすすめです。
また、価格も200円と手が出だしやすく、使い切ったり紛失したら気軽に買いなおせばいいのです。
まさにチープシックのボールペン。
消耗品ですが、味わっていきましょう。