革鞄には、やはり魅力を感じます。
革靴のような「汚れ」がすぐにつくわけではないけれど、経年変化で徐々に味が出たり表情が出てくる模様は、モノを持つ喜びを感じさせてくれます。
手元にも、(その実、コーディネートが難しくてあまりつかえてないのですか)佇まいが美しくて手放せない鞄があります。
概要
Rutherfords MUSIC BAG
ユニオンワークス、TWTG、ブリフトアッシュなど、靴関係のショップでも取り扱っていることから、靴好きの方もその名前を知っていることでしょう。
英国製、ブライドルレザー使用ということを売りにしているメーカーです。
ラザフォードとは
英国はイングランドの北西部に位置する小さな街「チェスター」。
革製品の老舗工房「シャトルワース社」は、’90年 代後半に操業を停止し、その歴史に幕を下ろしました。
そして、同社の廃業から10年余年。
かつての輝きに満ちた純英国製革製品に想いを寄せるある経営者が、廃棄処分寸前となっていた「シャトルワース社」の設備一式を
購入したのは、2010年のことでした。引用元
廃業工房を復帰させ、新たに製造を始めたラザフォード社は、先にも述べたように「ブライドルレザー」「英国顔・ディテール」「こなれた価格」などを武器に徐々に日本市場においてシェアを獲得していると思います。
(諸外国は存じ上げておりません。)
この鞄の型よりも
引用元:ラザフォード バッグ 鞄 | UNION WORKS BLOG [ユニオンワークスブログ]
こちらのクラッチバッグのほうが見かける気もします。
金具型もよいですが、
引用元:同上
こちらの形もシンプルでよいです
実はこちらは所有していたことがあります。
手放してしまいましたが、やや後悔。
ミュージックバックという鞄
ミュージックバッグは、音楽院の生徒が、楽譜(スコア)を持ち歩くのに使用していた鞄。
なので、あくまでも紙を入れるための物です。
よって基本的にはマチが狭く収納力があるタイプのカバンではありません。
サイズを測ってみると横38㎝×縦28㎝×幅6㎝ほどです。
しかし、実用性については置いておいても、ワンハンドルで留め金のバーついたこの見た目は他のカバンとは違った雰囲気を持ち、大変魅力的に映ります。
手に入れるには…店舗?通販?
ユニオンワークス、TWTGなどの取扱店に行くのが一番無難です。
通販を利用する場合には、ユニオンワークスが取り扱ってます。
また、オークションでも出てくることが結構ありますが、この辺りは自己責任の負担が大きくなっていますね。
僕はオークションでした。
クラッチバッグのほうはebayでも見たことがあります。
単純に安く手に入れたいならねらい目かもしれません。
ディテール
留め金
真鍮製の留め金のバー。
珠のところが、ネジになっており回すととれます。
そして、一度この珠をなくしました。
なので、バーごと交換。
純正ではなくなっているパーツです。
全然困らないですが、若干もとより短いです。
留め金を開ける
持ち手を通して、留め金を前に出します。
こうすることで、フラップが開く仕組み。
初め見たときは感心しました。
ブランド名はシンプルに金押しされるのみ。
この辺りに、質実剛健さというか、飾り気の少ない英国の、ファクトリーの雰囲気が出ていますね。
マチの幅はこれくらい。
ペットボトルは入りません。
なかなか子供と出かけるときは使い勝手が悪いですし、スーツの時にはカジュアルで難しいですね
まとめようナ
パパバッグたちとは使い勝手に一線を画すアイテム。
今後はうまいことスタイルに溶け込ませたいなぁ。