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女性に似合うヴィンテージ~イタリア軍ホスピタルジャケットとは~

 

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今回のヴィンテージは、自分用ではなく…奥さんの物。

以前のエントリーで着ている姿も少し出ていますね。

 

www.sorosoro40.com

 

そもそもは自分が着たかったのですが、実物を試着して少し違うなと。

そのあたりの経緯も踏まえながらの紹介です。 

 

 

 

概要 

まずはいつも通りモノの紹介から。


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Italian army hospital jacket

 

いつかの欲しいモノリストにも載っていたイタリア軍のホスピタルジャケットです。

元々はセットアップですが、今回はジャケットのみ。

古着屋さんでの購入ですが、メルカリやヤフオク出も出回っています。

また、モールスキンのタイプもありますが、今回はフランネルモデル。

ベルトの使用もモールスキンタイプとは違います。

 

ディテール

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ジャケットの名を冠している以上、ラペルもあります。

カラー(上衿)はラウンドしており、やや優しい雰囲気。

この写真では分かりにくいですが、ピークドラペルのようになっています。

 


f:id:sorosoro40:20200202164150j:image

フロントボタンは 一番上のみ。

タイロッケンなどのようになっています。

一番上のボタンは普段はカラーの下にいるので、つけるときには一度持ち上げます。


f:id:sorosoro40:20200202164205j:image

ボタンがない分、閉じるのはベルテッド。

共地のベルトが付属するので、それでぐるりと回して閉じるわけです。

 

このどこかエレガントなディテールたちは、「戦場病院」の中で負傷した兵士たちが快適に過ごせるようにした結果の物。

柔らかい素材も、ボタンで留めないのもこのためなんですね。

こういった特徴は軍物の面白さです。

 

 

 

欲しくなった経緯

 かつて古着屋のblogを読んでいてこの存在を知りました。

feeet2.sblo.jp

 軍物にしては珍しい雰囲気とタイドアップもできそうなエレガントさ。

気になるなぁと。

 

そして、BEAMSの西口さんがコートのように着たことで着目されましたね。
www.beams.co.jp

 注目が集まると逆に、ちょっと熱が冷めることもあり、ちょっとクールダウン。

探すのをやめてしまいました。

 

ところが秋からの古着ブームで再び再燃。

欲しいモノリストも名を連ねたわけです。

 

でも試着してみて…

思っていたより上手にきれないというか、あまり自分にはまりませんでした。

しかし、ここでの着想。

「奥さんのほうが似合うのでは?」

その理由は以下で書きます。

 

女性に似合うと思うポイント

いくつかの雰囲気が「女性ぽさ」をかもしだしているんですよ。

少しまとめます。

 

柔らかい雰囲気

各所のディテール柔らかいんですよね。

病院で使用されているものだからでしょうか。

ラウンドカラー

襟に丸みがあることで、だいぶ顔の周辺は柔らかい印象になります。

これだけカラーに丸みがあることでだいぶフェミニンな印象になりますよね。

イタリア軍は凛々しさよりもやわらかさを病院に求めたのでしょうか。

ベージュのフランネル

ベージュという優しい色味に加え、フランネルの起毛感は柔らかさを前面に押し出いします。

もちろんこれだけでレディス寄りと考えるのは言い過ぎですが、やさしさを醸し出してくれますね。

 

時代の流れとサイズ感

90sのリバイバルは収束せず、いまだ街にはオーバーサイズのファッションが多いです。

なので、「やや大きめ」のサイズ感自体も普遍的になっており、「肩を落として着る」「袖をまくって着る」も当たり前の着こなしになっている気もします。

ただし、やはりこれは「若者」「女性」ならば似合いますが、30代の男性ではきついものが(僕の顔面偏差値では)

女性が「やや大きめ」を着てかわいらしさを出すのにも、軍物とのアンバランス感がいいのではないでしょうか。

 

まとめようナ

 軍物の中でも、イタリア軍がフューチャーされることは少ない気がします。

しかし、その分まだまだ魅力あふれるものは多いと思います。

次回以降で、着画をまとめた記事を載せようと思います。