今回は、「フランス軍モーターサイクルパンツ」についてM35型とM38型を比較してみます。
人気のM-47 はこちら
概要
この雰囲気、大好きです。 共地のベルトはやはりかっこいいですね。
各パンツのディテール等については、上記リンクよりご覧ください。
なお、実寸については個体差も大きいので今回は測定なしで。
また、エプロンのないもの前期型、エプロンありを後期としていますが、対になる「モータサイクルコート」のM35&M38に関連するものとうことで,
- 前期=M35
- 後期=M38
と表記しています。
※比較用に着ている上着は、ends and meansのプルオーバーシャツです。
シルエットの比較
ここでは、置き画でシルエットの違いを確認してみましょう。
M35型(前期)シルエット
ズドンとストレートシルエットで、腰からまっすぐにサイドラインが落ちていきます。
まさにドカンストレートといった感じです。
四角いフロントポケットの効果もあり、視覚的には長方形みたいな感じです。
裾のほうまで「まっすぐ」です。
由来を考えれば、バイクに乗る時のオーバーパンツ…このようなバギーシルエットで十分機能は果たしていたのだと思います。
M38型のシルエット
一方で、エプロン付きのタイプ。
ウエストから、カーブを描いていくパターンが良くわかります。
内ももの補強も半円。
視覚的にも丸みを帯びて見えます。
裾幅は、M35と同じくらい大きいのですが、テーパードというかカーブシルエットによってだいぶ裾がすっきりして見えます。
(概ねの)全体像を比較すると…
同じような角度で見てみます。
寄り違いが分かります。
(この辺りから、坊のおもちゃが入り込みます。)
M35型。ストレート。
M38型。テーパード。
これらのシルエットの違いはまさに人気のカーゴパンツM47の前期・後期の違いに近いものを感じます。
基本的に「前期」はドカンでつくって、改良されていくような時代の流れがるのでしょうか。
それとも、このM38型が(名称としては1938年だけど)実際に作られたのはもう少し後なのでしょうか…
着画での比較
M35型
腰回りから、巣下に落ちるため、シルエットは「Iライン」になります。
上着をコンパクトにまとめると「Aライン」に見えるかもしれませんが、丈を上手く調節すれば…の話。
「A]というより、「凸」みたいな形になりそう。(ローソク足とかね。)
それでも、このディテールはかっこいいですね。
太いウエストを、ベルトで絞るので、おしりには皺が寄ります。
アナトミカのBJもそうでしたね。
裾です。(+坊です)
ベルトが鬱陶しいので基本的にロールアップします。
M38型
こちらのほうが、履きやすいかタッチをしています。
ただし、フロントポケットはエプロンが邪魔なので、エプロンそのものを大きなポケットのようにしています。
サイドから、
こちらのほうでも、皺が寄ります。
裾です。(+坊です)
こちらのほうがデッドストックで入手したため縮みが起きてない。
M35と同サイズですが、長めです。
エプロンの有無、どっちがいいかな?
ギミックも多く、かっこいいこのパンツ。
個人的にはM38をお勧めしたいですが、難点もあります。
それは、トイレ。
エプロンが邪魔で、男性は「小」の時面倒くさい。
ずり下げないといけないので、僕は個室に入ることにしています。
まとめようナ
最近はフランス軍のアイテムは人気で、モーターサイクルパンツも値段が上がりつつあるように感じます。
とはいえまだM47ほどではないので、今のうちに確保してもいいのではないでしょうか。
大体デッドで20000.
USEDで11000~15000だと思います。
楽天で売っています。
オマケ
やろうと思えば、ベルトを後ろで絞ることもできます。