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PLATINUM CLASSIC INK【Sationery(30代からの文具)】

 

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万年筆を使いはじめて二年が経過しました。

これまで、単純に筆記具としてのかっこよさ、すらすは書けるよさから使ってきましたが、『趣味力』を高めるためにインクのバリエーションを、増やそうと思います。

 

概要
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PLATINUM CLASSIC INK

カラーはカーキッブラックを選択。

このクラシックインクは『古典インク』に属します。

ここで、古典インクについての概要を。

古典インクとは没食子(もっしょくし)インクの通称です。

没食子とは特定の植物にできる瘤(こぶ)のことで、この瘤にはポリフェノールの一種「タンニン」という成分が多量に含まれています。瘤を採取して長時間水に漬けるとタンニンから「没食子酸」という成分が抽出できます。そこに鉄分と混ぜ合わせて、没食子酸と鉄分を化学的に結合させたのち、さらに適度な粘性を与えるためアラビアゴムなどの添加物をを含有させた液体が没食子インクと呼ばれるようです。  引用元

空気に触れて酸化していく過程で、色が黒ずむためその色の変化が魅力的。

また、染料インクに比べ、耐水性や保存性もあります。

しかし、その性質から金を含まない鉄ペンは腐食させやすく、(近代には入り改良されてるので、そうでもないらしいですが、)扱いには注意が必要です。


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中のビンはこんな感じ。

『古典インク』の名に恥じない落ち着いた雰囲気のデザインです。

靴の形をしたMONTBLANCや、ガラスの厚みと造形で美しい色彩雫シリーズも素敵ですが、ベーシックなものも良いですね。

 

インクをいれる万年筆

今回、このインクを試し書きするのは、こちらの万年筆。
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HERBIN (エルバン) コンバーター付万年筆 クリア

 

フランスのインクメーカーエルバンの万年筆。

1600円の超お手頃万年筆。同価格帯ではカクノなどが有名ですね。

字体はMです。

ある程度の太さがある方が、古典インクの特徴である濃淡や黒っぽさが出るので、Mくらいがよいでしょう。

なお、このペン先は鉄。古典インク大丈夫なの?ってところですが様子見もかねて。

 

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セットを開けるとこんな形です。

コンバーター入りというのはうれしいですね。

こういったインクの試し書きには最適です。


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コンバーターをセットしました。


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いざ、注入。

この瞬間はわくわくしますね。


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インクが入りました。

ルシーナに入っているパイロットのコンバーターより少し多くはいるかな?という気もします。

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それにしてもせっかくのスケルトンボディ…カーキブラックじゃなくて、もっと明るい色の方がバエますね。

 

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大きさの比較です。

ルシーナより、少し大きいです。

ボディはプラスチックなので安っぽいですが。

 

実際にインクをいれて書く
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割りと太さはいいかんじです。

ノートに書いてみましょう。


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(字の汚さはほっといて…)

ほんのり緑がかった茶。

おもったより、ブラウンに近いですが、濃淡はつきやすいですね。


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茶ということで、色彩雫シリーズ『山栗』と比較です。

左が山栗、右が今回のインク。

山栗はほぼ黒に近いですね。これが、時間がたつとセピアになっていきます。

対してクラシックインクはやはり明るい。

どちらが良いかは好みだと思います。

線の太さの違いは万年筆の違いなので気にしないでください。

 

まとめようナ

インクがどんどん増えていきます。

靴のクリームが増えていく感覚と同じです。

なお、エルバンの万年筆は、字体がMなこともあり、書き味としてはウォーターマンのカレンに近いです。

 

インクをタミヤの小瓶にいれることを『タミヤする』というらしいですが、タミヤしあって、交換できる仲間がほしい…