ベイカーといえばホームズ?コナン…?(同じか)
ヴィンテージスタイルや、アメカジスタイルの定番であるベイカーパンツ。
所有するのはUS ARMY のもの。
秋冬では履きませんが「脱色したい」という思いが出てきたので、いま一度確認してみたいと思います。
脱色についてはこちら。
概要
ここでベイカーパンツとは何でしょう。
そもそもベイカーとはパン屋。そう、パン屋さんで働く人が主に履いているからベイカーパンツ。しかし、別称でファティーグパンツとも呼ばれます。
こちらの名前で呼ぶときは、主に軍物としてこちらをとらえたとき。
さて、どっちが先で、どう導入されたのでしょう?勉強不足で知りません。
僕の所有するモノは米軍の物です。由来については(毎度のように)よくわかりませんが、とりあえず「軍パン」に分類してもよいことは事実でしょう。
ディテール
ベイカーパンツの特徴はなんといってもこの外付けポケット。
このように角ばっていたり、丸みを帯びていたりといろいろな形が存在します
ボタンはメタルボタン。13STARと呼ばれるものです。
13スターボタンはアメリカ独立時の州の数と同じ13個の星が刻印されたメタルボタンで、ヴィンテージのミリタリーアイテムによくあります。
また、ジップはwaldes(ウォルデス)。1930年代から存在していたブランドのようですが、途中から商標フリーになっていたようです。
この角ばった感じがかっこいいですね。
ベイカーパンツの特徴であるフラップ付きの後ろポケット。
今欲しいUSNのチノもそうですが、後ろポケットにフラップがついているのに心くすぐられます。
ちょっとした問題
①写真ではわかりにくいんですが、びしっと筋が通ったようなアタリが入ってしまっており、どうも気になります。
どうも前の所有者がくリースを入れて履いていたのか、センター付近に跡がついてしまった皺も…
履けないこともないし、ヴィンテージ品にはあることなので気にしないで夏に履いていましたが…フレラコに合わせてきたりしていましたが、どうも全身古着感が強くなってしまいます。ホワイトならまだしも。毛羽立ちの残るようなブルーやパープル、レッドあたりはどうにも気になってしまいます。
②もう一つの難点はこの色のパンツは結構あるので、コーデの幅が広がらないこと。
これは完全に自業自得ですが…ちょっと色味を変えたいな。やっぱり脱色かなと悩んでいます。
まとめようナ
値段が上がり続けるヴィンテージ品の中でも、まだまだ出玉があるものもあります。
このベイカーパンツもその代表であると思いますし、人気のM-47などとは違ってサイズも多くあります。
現行のブランドからも数多く出ているデザインで、癖もないのでコーデもしやすいのがベイカーパンツの特徴でもあります。
初ヴィンテージとしてよいのではないでしょうか。
でもなんだか、このパンツはすぐに染色か脱色すると思います