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コードバン靴丸洗い~毛羽立ちに対して~

 

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コードバンに水は大敵…の思いを振り切り、丸洗いを決行したAlden990

水に浸して、乾かすところまでが前回。 

www.sorosoro40.com

 

さて、気になるその後の処理はどうなったのでしょうか。

見ていきましょう

 

 

靴そのものの記事はこちら。

www.sorosoro40.com

  

 

 

洗って乾かした後のコードバン靴

様子を見てみる

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やはり、だいぶ毛羽立ちがあり、マットな質感になっています。

白く曇ったような…という表現が適切でしょうか?

コードバン特有の光沢はどこえやら…

 

もう少しよって見てみます。

右足の側面がこちら。
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触れてみると、すべすべでないです。

スエードやヌバック程ではないですがやはり毛羽立っているのがよくわかります。

さて、なぜこうなるのでしょうか?

 

コードバンが毛羽立つ理由

ご存知の方は飛ばしてくださいね。

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さて、有名なことではありますが、コードバンは馬の臀部にある「コードバン層」をなめした革になります。

このコードバン層自体、一頭の馬からとれる量が少ないですし、農耕馬自体が減ってきているからコードバンの供給が追い付いてないですね。

 

さて、そのコードバンは実は裏革のように繊維がむき出しなのです。

つまり、スエードやヌバックのような「起毛」状態なんですね。

これを機械で寝かせ、ペカペカの表革のようにしているのです。

 

しかし、何度も履いてできた「皺」の部分や水に濡れてしまった部分はこの繊維が再び起き上がってしまい、白く濁ってしまうのです。

 

今回は「丸洗い」ですからね。

そりゃこうなるわけです。

 

このあとの処理はアビィレザースティック?

アビィレザースティックの存在

この毛羽立ってしまったコードバンの革を寝かせるのに「アビィレザースティック」という水牛の角でできた道具があるのですが、まず高い。

そんな局所的な場面でしか使わない道具に数千円は痛い出費なので、ここは多くの皆さんと同じようにかっさを使います。

かっさはメルカリで1000円くらいで買いました。

 

ちなみに、昔コードバンを傷つけたときに「スプーン」で対応したことがあります。

スプーンでも革をこすることはできましたが、

  • 力が入れにくい
  • 縁は薄いので余計に革を傷つけそうで心配

などのデメリットがあります。

 

クリームとかっさで十分

というわけで、まずは革の表面に乳化性のクリームを刷り込みます。

これに関しては、おそらくコードバンクリームである必要はないですが、

  • 洗った直後で栄養も足りてなさそう
  • 普段あまり使わないので余っている

という理由から、ブートブラックのコードバンクリームを使いました。

 

あとは、かっさでこりこり、ごしごし。
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先っぽを使ったり


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やや寝かせて広い面に充てたり。

 

あまり強くやると傷がつくのでは?と思いましたが、起きている革を寝かさないといけないので、押し込むようにぐいぐいいきました。

 

 

結果は?

さて、いつものように左足だけ実行したところが下の写真です。
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明らかに光沢が戻ってきています。

ここまで10分程度。

結構簡単です。

今回は表面をやすりで整える所謂「コードバンの脱皮」はしていません。

 


雨染みはどうなった?

もともとあった雨染みも消えました。

もしかしたら、丸洗いせずとも、クリーム&かっさでなんとかなったのかもしれませんが、すっきりしたのでOK。
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アフター図

もちろん右足も施術です。

ワックスはどちらものせていません。

コードバンらしい艶が戻ってきたと思います。f:id:sorosoro40:20200302082524j:image

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比較用

 

まとめようナ

思い切って行ったコードバンの丸洗いでしたが、特段他の革に比べて難しいということはありませんでした。

むしろインソール内に潜んでいた汚れのことを考えると、もっと早くやっておいてもよかったのではと思います。

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