いよいよ染めの工程です。さぁいきますよ…
さて、以前実家で見つけたCONVERSEの90sオールスター。
このままではあまりはかないので、手を加えることに。
今回は今気になるベージュ系、ややミリタリーぽい雰囲気を目指します。
準備
まずは、(当たり前ですが)紐を外します。
なお、汚れがついている場合はこの場できれいにできているとよいです。汚れがあるとうまく染まらないので。
今回は簡単なブラッシングと、表面の土埃を取るための水拭きをしました。
玉葱染めでは玉ねぎの色素を使って染めていきます。
なので、他の草木染よろしく、身の部分は使わずに表面に頼ります。
しっかりと色素を抽出するために、これぐらいの量の玉葱の革皮を準備します。
玉ねぎは無理に使わなくとも、近所のスーパーで箱に入っている分の皮をもらえます。今回もそうしました。(※もちろん許可を取って。ただし「靴染めたいんですよ…」とかいうと怪しい目で見られるので「子どもの自由研究に使います」といって(10月に)もらいました。)
僕が嬉々として袋に玉ねぎの皮を詰めている間に、妻と子供はどんどん行ってしまいましたとさ。
さて、本題に戻して。
玉ねぎをネットに入れると、後で皮の回収が楽ちんです。しっかり縛っておきましょう。
これをそのまま鍋へドボン。
昔は調理用でしたが、新しい鍋を買ったのですっかり布染め用になっている鍋。
10分も煮込めばお湯にここまで色素が出てきます。
写真に撮り忘れてしまいましたが、この間にコンバースを媒染液である牛乳の水割りへ。この辺からのプロセスはポロシャツの紅茶染めの時と同じです。
いよいよ靴煮込み
さて、鍋に靴を入れて全体を沈めます。
画像は、両足それぞれを数分ずつ煮込んだ後。
もっと大きな鍋があれば…
色味は乾燥させるとだいぶ薄くなるのは経験済み。
ここで濃くするためにコーヒーを追加。
全体に色がついたな、と思ったら色止めの塩を追加し、バケツへ。
お湯がぬるくなるまでひたすら漬け込みます。
結局2時間くらい。
水洗い1度目
流しに出すとこんな感じ。
流水で注ぎ、水が無色になるまで流します。
そのまま一晩浴室乾燥機へ。
中までぎっちり染まってますね。
続きます。乾かすとどうなるのでしょうか