先日の記事で、帽子を購入したことを書きました。
さて、欲しいものリストになかったはずの「帽子」
それも、「仕事用」や「坊と遊ぶ用」などのものでなく、「私服」としての購入です。
いったい何が僕の心に起きたのか。
犯人を解き明かすように、経緯やモノの検証を行っていきたいと思います。
動機について
帽子自体はあまり興味がなくて。
しかし、今回oboistさん、おかてつさん、rainy-forestさんとオンライン飲みをしたときに…
着替えルール…zoomの特徴である一会話40分を逆手にとり「お着替えタイム」を用意し、コーディネートを組み替えるというもの
がありました。
僕を除くお三方は、帽子のコーディネートも巧み。
僕以外が、ハットやキャップをかぶっていたときには、思わずコーヒー……ではなく、ビールを吹き出しそうになりました。
さぁ、そうなると、どうしても「帽子が欲しい」となってしまう私。
どのような帽子がよいのだろう…
ホームズのような鳥打ち帽?
金田一耕助のようなチューリップ?
ボガードのような中折れ帽は貫禄不足…となると……
購入品
01U10/オリジナルキャスケット
ブラウンならば、子犬の助手…
しかしまぁ、今回はブラックで。
そもそも、リリースにはブラウンはなく、ブラウンの被るネイビーチェックもなく他はホワイトとマスタード。
マスタードと迷いました。
見た目には、丸さがあり、シンプルなキャスケットですがなにやら秘密が。
その点はまたふれるとして、まずはこのブランドから。
01U10とは
以前、SNSでこのブランドの存在を知り、そのヴィンテージの再解釈、パターンへの工夫が僕の心をつかんで。
それ以来、ひっそりと尾行するかのように動向を見守っている注目ブランド。
2020年6月1日から15日まで、各商品の予約リリース期間が設けられておりまして。
てっきり、7月納品かと思いきや。
最初期の数点をうまく購入できたようですぐに発送されてきました。
素材の妙味、魅力的な光沢のトリック
さて、個性的なデザインが売りのブランドにしては「ワークぽさ」以外は比較的ノーマルなこの帽子。
それでも、目にみてわかるどこか魅力的な光沢とハリのある素材感。
このトリックは、布地が「ベンタイル」であること。
ベンタイルについては、マックコートの記事を参照にしてください。
なるほど、コットンながら高級感があり、しっとりと輝く秘密はここにあるようです。
いやぁ、いい素材、肌触り。
早期購入たる証拠
通常販売バージョンがどのようなものになるのかはわかりませんが、裏地が違うようで。
こちらはシックなストライプ。
まさに、紳士服たる使いやすい裏地で大人な、ハードボイルドな雰囲気です。
コーディネート
首元になにか飛んできたかな?のポーズは、気にしないで…
頭は大きめの僕がかぶるとハンチングに近いですね。
かぶることでできるドレープにも、鈍い光、陰影ができ遠目にはレザーのようにも見えます。
キャスケットは本来「少年ぽさ」が出やすいですが、これは少し違った塩梅。
パッと見た目は大人、雰囲気は子供…のような不思議なアイテムとなっております。
まとめようナ
目が細かいので、ジャケットでもいけそう。
とはいえ、この帽子の本分はワークやカジュアル。
バブアーや、ショルダーバッグたちに合わせたい。
この夏にしれっと、Tシャツに合わせて、くたりとした表情をだしておきましょう。
6.7.8月と、3つ数えるうちに。